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浦和レッズ 試合後の選手コメント『応援してくれる人がたくさんいるので、この連敗から這い上がる姿をイメージできている』(西川 周作)+柏木+武藤+阿部 J1【名古屋対浦和】

2015 07/26  07:10

2015年7月25日(土)19:04KICKOFF/パロマ瑞穂スタジアム/17,624人
名古屋 2-1 浦和
得点者:19' オウンゴール(浦和)/20' 川又 堅碁(名古屋)/63' 矢野 貴章(名古屋)

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○西川 周作
「相手は前からプレッシャーに来ることを迷っている感じだった。2連敗という結果を次に生かしてスッキリさせたい。自分たちのスタイルを変えずに、そっちのほうがチャンスになるし、相手は守備固めで戦ってきて中盤にスペースがあって、そこまではボールを運べているのであとは精度の問題になると思う。その精度にこだわってやって、ネガティブになる必要はない。まずは連戦のコンディションを調整する個々の意識は大事にしていきたいし、応援してくれる人がたくさんいるので、この連敗から這い上がる姿をイメージできている。状況としても内容が悪くて結果が出ないことが一番満足できないこと。負けてはいるけど、全然内容は悪くないし、ブレずに続けることで必ず結果は付いてくる。最後、昨季やられたようにまくっていきたい」

○柏木 陽介
「前半の立ち上がりから良い形でゴールを決められたけど、あのような失点をしてしまって、後半は10人ではないかのような試合をできたと思う。我慢もしていたけど、チャンスがある中で結果を出すことができずに残念だった」

Q:オウンゴールとはなりましたが、ゴールシーンを振り返ってください。
「3人目の動きで抜けられるかなと思った。正直自分のゴールかと思ったけど残念です」

Q:たしかにお話のとおり、チャンスは作れて良いゲームだったかと思います。
「良いゲームをした中で勝てないという事実があるわけで、やっぱり決めるべきところを決めないとなかなか良い形では勝てないのが現状。広島、名古屋にしろ、ボールを失ってカウンターを食らう形を狙われているような気もしているので、そこらへんは気を付けてやっていかないといけない」

Q:後半も良いサッカーはできていたと思います。
「ゼロでいっていればチャンスは来ると思ったけど、その中で決められない試合だった。我慢していればチャンスは来ると思っていたし、良い内容の試合をしても決め切れないことが現状。すぐに試合があるので今やっていることをネガティブに捉えないでやってきたい。ネガティブになり過ぎないように、良いゲームをできているから、サポーターからのブーイングも少なかったんだろうし、10人になっても戦えていたことが大きかったんじゃないか」

○武藤 雄樹
Q:この結果をどのように受け止めていますか?
「連敗してしまったことで結果としては満足のいくものではなかったけど、自分たちのミスでやられているので、修正はできるし、次すぐに試合が来るので切り替えてやるしかない」

Q:コンビネーションで良い形を作れてはいたと思いますが、少し攻め急ぐというか、縦へ付ける意識がファーストステージと比較して強いのかなという印象もあるのですが?
「名古屋はそんなに厳しい守備をしてくるわけではないので、少し狙えちゃうというか、プレッシャーがないぶん、狙いに行ってしまっている部分があることによってそう(攻め急いで)見えているのかなと思う。少し時間を作る部分も必要だったかなと。結局縦に入れて奪われてカウンターで点を取られてしまったり、僕のミスで森脇さんが退場になってしまったり、やはりそういった形は自分たちが狙いを持っている部分だけど、自分たちで修正できる。夏場だから、行くところと行かないところをみんなで意思統一していかないといけない。できればもっとラクにゲームを進められる形も必要かと思う」

Q:チームとしてチャンスを作って決め切れずに1点のみで負けていて、今までは内容が悪くても結果を拾えてきて、途中から内容が付いてくる形でしたが、この微妙に歯車が狂った感じの原因はどのように捉えていますか?
「内容が悪くないだけにかなり悔しい。完全にやられて負けているのであれば違うけど、点を決めたあとにすぐに決められてしまったり、ファーストステージで見せたような我慢強さや粘り強さが欠けているのかなと。口で言うのは簡単なんだけど ......。最近は決めてもイージーなミスから失点をしたり、流れを相手に渡してしまっていることが原因なのではないか。みんなで話し合っているので、きっと修正はできていると思う」

Q:一列ボランチの位置に下がったあとのプレーの感触は?
「一人少ないので前にプレッシャーをかけられない部分はあったけど、僕たちのほうがボールを持ってチャンスを作っていたので、そこまで困っていなかった。2点目を決められたシーンは数的不利の状況を作られたというか、プレッシャーをかけられずにやられてしまった。そこは10人になった難しさが出てしまった。どんどん前の選手が入ってきて、ズラタンも投入されて、(興梠)慎三さんもウメ(梅崎)さんもいたので、ボランチに入れという指示だった。ボランチをやっていたり、ラスト5分は上がったり、指示の下、ポジションを変えていた」

○阿部 勇樹
「やってきたことを続けてやっていかないと。結果として勝てなかった原因は、ゴールの部分が足りなかったかもしれないし、リスクマネジメントの部分が不足していたかもしれない。もっともっと今までやっていたことをさらにやらないと。下を向いている暇もないので一歩一歩進んでいくしかない。先に点を取って、チャンスがある中で2点目、3点目を取れなかったことは不本意。悔しさが残る試合が続いているけど、一歩一歩進んでこれまでのようにやるべきことをやっていかないと。自分たちが進む道は変わらない。僕らは結果を出さないといけない。相手も毎回変わる中で我慢をしないといけない時間帯もある。一つも簡単な試合はないし、今までやってきことをやっても我慢しないといけないときもある。一人が少なくなった中で我慢しつつ2点目を狙いに行った。逆に一人少なかったけど、勝たないといけない試合だったと思う。結果を残せなかった悔しい気持ちがあるし、その気持ちをこれまでも1試合1試合でぶつけてきた。次試合が終わったら間隔が空いてしまうので、次の試合は中断明けにも影響してくる試合だから、大事な試合になる。ホームだし、やるべきことをやってどんな内容でも勝たないといけない。勝ち点3を取るために何をすべきか考えていきたい」

Q:前回の浅野選手、永井選手とタイプが似た選手に苦しんでいるように見えます。
「リスクマネジメントが大事になる。攻めているときにブロックを作っている中で相手もショートカウンターを狙ってくるし、2列目からも飛び出してくる。特に永井くんは追い付いてくれると思ってみんなパスを出しているし、そこをどうやって出しどころを含めて早くつぶせるかが大事になるし、そこも注意しつつ攻撃をしないといけない。ただそれもやってきたことだから。これまでやってきたことをやる。それプラス相手がイヤがるようなことを意識していければいい。結果は残念だけど、続けていくしかない。自分たちのあるべき姿を取り戻すではないけど、まずは中断前の甲府戦はそこを意識していきたい」


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