浦和レッズ 試合後の選手コメント『体も調子が良かったし、結果は出ると思っていた』(李 忠成)+武藤+柏木+阿部+青木+高木 J1【浦和対神戸】
2015 11/23 07:03
2015年11月22日(日)13:34KICKOFF/埼玉スタジアム2002/52,133人
浦和 5-2 神戸
得点者:2' 武藤 雄樹(浦和)/9' 李 忠成(浦和)/13' 柏木 陽介(浦和)/26' 石津 大介(神戸)/65' 森岡 亮太(神戸)/77' 青木 拓矢(浦和)/84' 梅崎 司(浦和)/
-----
○武藤 雄樹
Q:最終節ホームで勝利で終えることができました。
「まずは順位に関係なく、勝とうと話している中で、最後勝利で終われたことは良かった。でも年間勝ち点1位を目指している中で、2位で終わったのでその悔しさをしっかりとチャンピオンシップで晴らしたいと思う」
Q:武藤選手の先制ゴールでチームに勢いが付いたかと思います。ゴールシーンを振り返ってください。
「開始早々に点が入ったので、チームとしては良かったと思う。(ゴールは)僕の足に当たってしまった感じだったので、良いボールをくれた関根にも、パスをつないでくれたみんなにも感謝したいと思う」
Q:試合前からゴールを取りたいと話している中で、その思いがゴールへとつながったのでは?
「セカンドステージはゴール数が減っていたので、最後ゴールを決めてチャンピオンシップに臨みたいという気持ちを持っていた。決められて良かったと思うけど、試合全体のプレーは良くなかったので、反省して修正をして次に臨みたい」
Q:チャンピオンシップ準決勝の相手はガンバ大阪に決まりました。
「ガンバは力のあるチームだし、アウェイでも負けているのでリベンジの気持ちもある。ホームで戦えることは大きい。僕たちにはたくさんのサポーターがいるし、一丸となって決勝に進みたい」
Q:鈴木啓太選手の退団セレモニーもありました。
「スピーチが完璧過ぎるなと。素晴らしいなと思った。たくさんのサポーターに愛される選手だったし、僕もこういうふうになれたらいいなと感じた。僕も愛される選手になっていけるよう頑張っていきたい」
Q:まだまだ試合は続きます。
「今季はまだ全然終わっていない。チャンピオンシップも勝って、クラブワールドカップも出て、天皇杯も勝って、最後は全部勝って締めくくりたい」
○柏木 陽介
「(自分のゴールシーンは)チームとしてやりたいコンビネーションを披露できたゴールシーンだった。僕のゴールだけど、あれはチームで取ったゴール」
Q:プレッシャーを感じる中でのゲームだったと思うのですが。
「そんなにプレッシャーは感じていなかった。満足いくような内容だったかと言えば、そんなに良い部分はなく、もっと冷静にプレーできたんじゃないかと思う。まだまだ。最近は前半は勢い良くいけているというか、勢い良く行き過ぎている。そういう反省点もあるし、そこを落ち着かせるのも、自分の役目だし、それが足りないのかなと思う」
Q:前半の立ち上がりに畳み掛ける形になりましたが、あれは狙いどおりなのでしょうか?
「なんかチームとして乗り過ぎていた。乗り過ぎたまま行ってしまうことがある。ずっといければいいけど、もう少しコントロールしないといけない」
Q:ゴールシーンは良い形のものが多かったです。
「チュンくん(李忠成)も出られずにフラストレーションのようなものがたまる中、試合に出たら、結果を出すという気持ちで準備をしてくれた。多くのゴールに絡んでくれて良かった。彼のところでボールが収まっていたし、ゴールに向かっていくプレーが非常に良かった」
Q:自分たちの良さを表現したいと話していましたが、その点はいかがですか?
「わりと崩した形での得点が多かったから非常に良かったと思う。途中から出てきた選手が結果を残したこともチームに勢いをもたらすという意味で大きかった。これから途中出場の選手が活躍するようになると助かる」
Q:昨季のガンバ大阪戦で学んだことが問われるようなチャンピオンシップ準決勝になるのでは?
「内容自体が悪かった試合はない。ガンバは勝負強さを持っているチームだし、ゲームもコントロールできるチーム。昨季のように0-2のように圧倒的に押していて決められずカウンターを食らってしまった。そういう攻撃に対してリスクマネジメントをしっかりとするのか。行くところは行く。速攻で行くのか。守備も前から行くのか引くのか。そのメリハリが重要。最初の勢いで点を取れれば自分たちの形のやりやすさが出てくると思う」
Q:鈴木啓太選手のセレモニーもありました。
「正直、毎年レジェンドたちがいなくなって、寂しい気持ちはある。でもいまでも仲良くさせてもらっているし、本当のお別れではないと思っている。(啓太は)話しているときは涙を流していましたが、待っている間はずっと笑顔でしたよ」
○阿部 勇樹
「1点、2点、3点と入って雰囲気的にもイケイケのような感じになっていた。抑えるところを抑えて、行けるところは行こうと3点目が入ったときにみんなでそういう話もした。その中で失点を食らった。良いときこそ考えないといけないし、このあとの戦いに向けても重要なこと。良いところも気を付けないといけない部分も両方が見えた」
Q:今日でひとまずリーグ戦は終わりました。満足度は?
「リーグ戦は終わったけど、気持ち的には終わっていないからなんとも言えない。まだまだ戦いは続くし、その目標に向かって、このメンバーで長く戦っていきたい。毎年思うけど、このメンバーで結果を残したい。啓太のセレモニーがあったけど、昔からの仲間だし、プロになってから一緒に戦ってきたメンバー。今日はホームで勝ったけど、まだまだ試合がある。勝って送り出してあげたいと思う。一緒に喜びたいと思う。いろいろな人に(啓太と)どんな思い出があるのか聞かれるけど、ACLで優勝したときもそうだけど、年数が経っているので、天皇杯やCSで直近の思い出になればなと思う。それが常に横で戦ってきた仲間への報いだと思う。CSも、天皇杯も、相手が決まっているので、戦っていくだけ」
Q:自身にとって初のCS参戦だと思います。
「ガンバは良い相手だし、勝って次のステージに行けるように。そこで勝たないと何も残らないし、また埼スタでみんなと笑える結果にしたい」
Q:阿部選手、那須選手が啓太選手への花束贈呈を行いました。絆の深さを感じたのですが......。
「ロッカールームで話していたけど、"谷間の世代"と言われてきたから。もちろん寂しさや悲しさはあるけど、また最高の思い出を作れたらなと思う」
○李 忠成
Q:チームに勢いをさらにもたらすゴールでした。
「体も調子が良かったし、結果は出ると思っていた。個人的には先発で出られることがうれしかった」
Q:高木選手のパスが来て、シュートまで余裕もあったのかなと。
「余裕はあったし、5ゴールすべてに絡めたことがとても自分で賞賛できることだと思う」
Q:90分間しっかりと戦えました。
「今年30だけど、体力面が落ちたような心配もしていない」
Q:チャンピオンシップに弾みが付くのでは。
「CSも近々にあるし、ここで勝てたことはチームとしても個人としても良い形でCSに臨めるんじゃないか」
Q:5点全部に絡めた要因を自分なりにどう感じていますか?
「顔を出す場面に顔を出して、収めるべき場面でボールを収めて、守備をやるときはきちんとやるなど、自分の良さの原点、ガムシャラに頑張る、誰よりも走る、誰よりも寄せる、シュートの場面で誰よりもつぶれる、シュートのバリエーションとか、それが自分の良さなので、そこに立ち帰れたことが5点に絡めた要因じゃないか」
Q:CSの準決勝はガンバ大阪戦です。
「ガンバは良いチームだし、昨季は悔しい思いをしている。その試合に出たら思いっきり走りたいと思う」
○青木 拓矢
Q:ゴールシーンを振り返ってください。
「相手のボランチからボールを奪って、チュンくん(李忠成)に当てて、走ったらそのまま出してくれた。あとはGKと1対1で決めるだけだった」
Q:途中出場したときはそんなに簡単な状況ではなかったと思いますが?
「スペースが真ん中に結構できていたので、そこを相手に自由に使われていた。しっかりとプレッシャーに行こうとは考えていた。点を取られたら同点になっていたし、点を取ったことで点差を広げることができた。追加点は大きかったと思う」
Q:鈴木啓太選手の退団セレモニーがありました。
「2年間一緒にやってきた中でいろいろと学ぶこともあったし、すごい大きな存在だったと感じた。まだ一緒にプレーできる時間があるので、まだまだ学べたらなと思う」
○高木 俊幸
「個人としては結果を残したかった。全体的にミスも多かったし、あまり感覚的には良くなかった。アシストのパスは良かったし、うまく出せた」
Q:直接FKを蹴れる場面もありましたが......。
「槙野くんが蹴る気満々で来たから次は自分が蹴るということで譲った。本人は相当意気込んでいたので、今回は譲ろうかと。(ゴールまで)近過ぎる感じはした。あの位置からリーグ戦でも決めたことがないし。蹴れと言われれば蹴るかなという感じで」
Q:リーグ最終節で先発出場ができて、チャンピオンシップに弾みが付いたのでは?
「弾みになったというか、良くなかった部分を修正して、最後の戦いに挑む形になる。良かった部分はアシストぐらい。もう少し長く使ってもらえるようなパフォーマンスを試合の中で維持しないといけない。試合の中で早く修正できればいいんだけど」
Q:浦和に来て1年目。リーグ戦が終了して自分のパフォーマンスに対する満足度は?
「30パーセントぐらい。個人的な結果もそうだけど、チームの結果は良いほうだと思う。個人のプレーでもっと試合を動かせるようなプレーをしないといけないし、そういう活躍ができれば良かった。セカンドステージで使ってもらえる機会が増えた。それでもっと結果を出せれば良かった」
-----
関連リンク
ペトロヴィッチ監督(浦和)会見『たくさんのサポーターが最後までわれわれのチームを後押ししてくれた』 J1【浦和対神戸】
ネルシーニョ監督(神戸)会見『誘い込むワナに自分たちから入ってしまったと思う』 J1【浦和対神戸】
ヴィッセル神戸 試合後の選手コメント『最初に3点取られたことが90分を通して響いたと思う』(渡邉 千真)+森岡+石津 J1【浦和対神戸】