長谷川 健太監督(G大阪)会見『レッズに対してホームでリベンジするという強い気持ちを持って戦ってくれた』 J1【G大阪対浦和】
2015 10/18 07:29
2015年10月17日(土)14:00KICKOFF/万博記念競技場/18,638人
G大阪 2-1 浦和
得点者:7' 阿部 浩之(G大阪)/59' 長沢 駿(G大阪)/90+1' ズラタン(浦和)
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○長谷川 健太監督
「今日はここホームで浦和レッズを倒したことは選手が戦ってくれた結果だし、たくさんのサポーターが詰めかけてくれた中で勝利をプレゼントできたことは本当に良かったと思っている。良い時間帯に点が入って、そのあと若干ラインが下がった中でもカウンターをしかける形を作れたのが前半の試合の推移だったと思う。ただもっとアグレッシブに戦いたいという狙いの下、長沢を早い時間帯に入れて、長沢が背後で起点を作る動きをしてくれたし、アグレッシブにプレーしてくれた。非常に膠着状態の流れの中で前への推進力を与えてくれたと思っている。そういう中でさすが遠藤、一瞬の意外性や閃きで追加点を取れたことは大きかったと思う。終盤押し込まれる展開にもなったし、3点目を取れるチャンスもある中でダメ押し点を取れずに1点を取られて最後危ないシーンも作られたが、東口が神がかったようなセーブを連発してくれたと思う。レッズに対してホームでリベンジするという強い気持ちを持って戦ってくれた。これで水曜日(21日)の広州恒大戦に良い形で臨めると思うし、今日出られなかった選手もいるのでメンバーを構築して、ホームで勝って決勝に進めるように頑張りたいと思っている」
Q:遠藤選手も随所に良いプレーを見せていました。500試合出場を達成した遠藤選手についてはどう思っていますか?
「2-0となった時点で本来であれば休ませたいうちの一人ではあったが、なかなか代えが利かないし、彼がピッチにいるだけで非常に落ち着くと思う。ウチの中心選手として先発で出続けてマリノスの中澤もそうだけど、彼らのプレーは若い選手も見習うべき。偉大な記録だと思う」
Q:選手の守るところと攻めるところのメリハリが効いていたと思いますが、選手たちの判断について、どう評価していますか?
「非常に厳しい日程の中で試合に出て、負けたリーグ戦もあったが、ナビスコカップも決勝に駒を進めて、ACLも準決勝まで駒を進める中で、選手たちがたくましく成長してきているし、長沢は移籍をしてきてなかなか結果を出せない、出場機会がない中で悔しい思いをしながら練習に取り組んで、ピッチに出て意地を見せて結果を出してくれたことについては、シーズン終盤に来て大きな戦力になってくれると思う。ここで頑張らないとここまで頑張ってきた成果が出ないし、最後を良い形で終えられないので、選手たちも十分そういったことを理解して試合に臨んでくれた。まだまだ1試合1試合厳しいゲームが続くけど、力を出して戦えればと思っている」
Q:連戦の疲労、代表の活動があった選手、出場停止の選手もいる中で、事前に引いて戦おうというプランだったのか。疲労で動けない形になったのでしょうか? 事前の戦略としては?
「まったく引いて戦うプランはなかったが、早い時間帯に点が入ったことで選手が少しバランスを取りながら戦うような展開になったのではないか。あとはヤットがボランチではなく、トップ下というポジションだったので、あそこ(トップ下のポジション)でタメを作れなかったことも影響したんじゃないか。ただボランチの今野や井手口も自分の持ち味を試合の中で出せたんじゃないかと思う」
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