ペトロヴィッチ監督(浦和)会見『われわれがあまりうまくいっていない中で、非常に不運な失点をしてしまった』 J1【G大阪対浦和】
2015 10/18 07:40
2015年10月17日(土)14:00KICKOFF/万博記念競技場/18,638人
G大阪 2-1 浦和
得点者:7' 阿部 浩之(G大阪)/59' 長沢 駿(G大阪)/90+1' ズラタン(浦和)
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○ペトロヴィッチ監督
「レッズとガンバという、日本を代表するチーム同士の対決は、常に世間の注目を集める、興味深いビッグゲームだ。立ち上がり、われわれはあまり良い形で入れなかった。準備していたような戦い方で試合に入れなかったことが、その一つの要因だと思っている。われわれがあまりうまくいっていない中で、非常に不運な失点をしてしまった。相手の阿部(浩之)選手に聞いても、あのボールが入ったことは幸運だった、とコメントすると思う。われわれにとっては不運な、相手にとっては非常に幸運なゴールだったと思う。入りが悪かった試合で、先に失点をしてしまったことで、より試合を難しくしてしまったと思っている。ただ、試合の経過とともに次第に自分たちの戦いができるようになった。サイドや中央からいくつかチャンスを作れていたと思う。後半はわれわれが相手を押し込み、主導権を握りながら攻撃をしかける展開が続いた。その中でセットプレーから失点したことは、なかなか説明しようがない、不運なものだったと思う。それ以外は相手にほとんどチャンスを与えていなかったのではないか。0-2というスコアで、相手が自陣に引いて守る中、選手たちは非常に強い気持ちを持って、運動量で相手を押し込み、得点するべくチャンスを多く作ってくれた。そうした選手たちの強い気持ちは、後半も感じられた。流れの中でのガンバのチャンスは、ゴールポストに当たった一回くらいだったと思う。得点は、みなさんがご覧になったとおりだ。反対にわれわれは流れの中から非常に多くのチャンスをクリエイトしていたと思う。あまりレフェリーのことを会見の場で話すのは好きではないし、負けてしまってそういうコメントをすると言い訳がましく聞こえるので、あまり言いたくはないが、われわれのカウンターのシーンで、興梠選手がハンドを取られたシーンでは、副審がハンドだというジャッジを主審にしたところで判定された。それはガンバにとって、正しいジャッジであったシーンだったと思う。反対にわれわれの攻撃のチャンスの中で、ペナルティーエリアの中で、相手選手の手にボールが当たったように見えたシーンがあった。われわれのサイドからは明らかに見えていたので、副審にもそれは見えていたのではないかと思ったが、副審は主審に対してハンドだというジャッジをしなかった。そのシーンがどうだったのかは、みなさんが判断すれば良いと思うが、われわれが結果を求めて戦っていく中で、そういったことも試合に影響するということは、コメントしていかなければいけないと思っている」
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