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浦和レッズ 試合後の選手コメント『今日のような戦いをすることが自分たちがやってきた原点だと思う』(阿部勇樹)+柏木+李+那須+森脇+高木 ナビスコカップ【浦和対新潟】

2015 09/07  07:14


2015年9月6日(日)19:05KICKOFF/埼玉スタジアム2002/16,781人
浦和 3-0 新潟
得点者:55' 阿部 勇樹(浦和)/58' 李 忠成(浦和)/70' 阿部 勇樹(浦和)

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○柏木 陽介
Q:2戦トータルで3-5という結果についてどう感じていますか?
「前半はうまくいかない部分が多かったけど、気持ちは入っていたので後半につながるかなと思っていた。後半は自分たちらしく球際でも勝っていたし、結果は3-0だったけど、(逆転まで)いけそうな感じもしたけど、悔しい勝利となった。2戦トータルでどう戦っていくか、チームとして考えないといけない。後半のような試合ができればどの相手でも上回れる気がするから、球際でもしっかりと勝ってウチの強さは前から守備して、前でボールを取ってそこから二次、三次攻撃につなげること。それが一番良いやり方だと実感した」

Q:ここ2試合は大敗を喫していましたが、今日の試合で原点に戻れたということでしょうか?
「原点に戻れたとか戻れないという話ではなく、マリノス戦とアウェイの新潟戦の結果でチームに対してクラブスタッフに対して応援してくれるファン・サポーターを含めて、応援してくれる方々に対して失礼なことをしたという気持ちがあった。自分としては準々決勝を突破できなくても、今日の試合に勝つことを意識したし、気持ちが入った、点差をひっくり返すという気持ちを見せる試合をしたかったので、原点に戻ったというよりも次につながると信じている。今日で得るものはあったのかなと。最低でも3-0ぐらいで勝ちたかったし、雨の中、厳しい条件下でも応援してくれるサポーターのために希望を見せることができたのは良かった」

Q:前半うまくいかなかった理由は?
「前から(プレッシャーに)行っても後ろが来ていないことがあったし、回しの部分でうまくいかなったのが現状。後半はオレが後ろに下がったことで、後ろでやったり前に行ったり、良いバランスを取りながらやれた。青木が悪かったどうこうよりも、オレが下がったことで回しの部分がすごく良くなった。前半はシャドーだったけど、後ろに下がったり、前に行ったりを繰り返そうと思っていた。後半はもっと良いパスを供給したかったけど、自分の中で今季一番走ったし、その中で疲れも出た。最後にウガ(宇賀神)がシュートを打った場面も外側を回るような形になった。そこにパスが出れば1点を取れたかもしれない。今日はそういう危ない場面にも走れていた。阿部ちゃんやオレが危険なシーンに出ていけるようにすることも試合の中で必要。試合の中で『オレもこんなに走れるんや』と思った部分もあったので、しんどいけど続けていけば、これがベースになって一つ上の段階に進めるのかなと。そのあたりを意識してプレーしていきたい。満足はしていないけど、応援してくれた方々にファーストステージで良かった部分などを、希望という形で見せられたのかなと思う」

○李 忠成
Q:後半はかなり持ち味を発揮できる場面もあったのでは?
「まだまだもっとできる。もう周りを気にすることはない。自分がいてもゼロトップが採用されるのが僕の立ち位置だから。逆に気持ちはラク。誰にも気をつかう必要はない。僕はFWで中盤の選手が先発で出たことは自分の実力で評価だから素直に受け止めないといけない。チャンスをもらえたときにアシストなどはしたかもしれないけど、結果を出せなかったからこうなったわけで。そう自分で受け止めていた。結果を出し続けるしかないかなと思っていた中で結果を出せたので上を向いてやっていく」

Q:次のリーグ・柏戦は(代表帰りの)興梠選手やズラタン選手は万全ではありません。
「(個人として)キーポイントになるんじゃないか。慎三もズラも万全ではないだろうし、僕は使われるか分からないけど、出たら結果を出し続けるしかない。レイソル戦に照準を合わせていきたい」

○那須 大亮
Q:後半は前がかりになった中でも那須選手がすごくカバーしていました。
「最悪、相手に打開されたりスペースを使われても、数的同数であれば対応できると思っていた。点を取りに行くことは大前提だったし、それでも失点はしたくなかった。個人としては、ここ最近失点が続いていたのでそれだけを払拭したかった。危険な場面はあったけど、みんな体を張って対応できたと思う。それは非常に良かったのでポジティブに捉えている」

Q:大敗が続いていて、今日の結果はリーグ戦につながると。
「ウチらのサッカーはボールを保持できると思うけど、相手によってマリノス戦のようにハマらないときがある。そうなったときはブロックを作るとか、前を落とすとか、プレスに行ったら後ろは押し上げるとか、マリノス戦のときは(いろいろな対応が)ハマらなかった。アウェイの新潟戦の後半は自分たちらしさを失ってしまったけど、今日はコンパクトにして最終的なところではじこうと考えていた。前半は最後の最後までどうにかこうにかそれができたことが非常に良かった。守備を改善できたことは、2試合の結果を受け止めて修正できたということだと思う」

○森脇 良太
Q:後半には3点を取りました。
「相手が引いたこともあるけど、勝ちたいという気持ちが相手を上回った。どんなにミスをしてもボールを奪いに行くことはできていた。5点を取れなかったことは残念だけど、良い部分は見えた。2戦で結果が出る仕組み。やっぱり初戦の結果が大きかったと思う」

Q:次のラウンドに進めなかったですが、大敗が続いていて、チームの雰囲気も悪い中、勝てたことは大きかったのでは?
「勝てたことは大きいけど、セミファイナルに進めなかったという事実は残っている。その悔しさを次にぶつけないと。0-4、0-5で負けた試合が続いたので、そういう悔しい思いをピッチで表現しないといけないと思っていた。気持ちは見せることはできた。ただ改善することもまだまだ多い」

Q:大敗が続いていたときのチームの雰囲気は?
「0-4、0-5と大敗が続いて、『元気出していこう!』と話してはいるけど、それぞれが思うこともたくさんあった。ポジティブに務めようとしていたけど、多少ブルーになる部分はあったんじゃないか。その中で一つ勝って次に向かいたかったので、その点では今日の結果は良かったのではないか」

○高木 俊幸
「前でボールがなかなか落ち着かず、前にボールが入ったときに次の出し手が見付からなかったり、前に行ってもマンマークでタイトに付けられていたので、うまくはがすことができなかった。ビルドアップでも相手のプレッシャーをはがすボール回しができていなかった。そこでパスを出したときの味方同士の距離が遠かったり、相手にそういった形に持っていかれてしまった」

○阿部 勇樹
「ファーストステージも我慢の時間があったし、ナビスコのアウェイの試合もチャンスがあった中、たくさんゴールを決められてしまったことで、今日は5点を取らないと振り出しには戻らなかった。チームとして足りなかった球際や運動量を見直して、5-0で勝つことを目標に戦っても次に行けなかったことは残念。今日のような戦いをすることが自分たちがやってきた原点だと思う。なぜできなかったのか自分のプレーを含めてそう思うけど、もう戻れないので進むしかない。リーグ戦や天皇杯で続けていくことが大事。次のステージには行けなかったけど、この結果があったから良かったとこの先言えるようにしていかないといけない。戦った新潟には決勝まで行ってほしいと思う」

Q:後半はチームのスイッチが入ったような感じたが?
「スイッチが入ったかは分からないけど、この試合に勝たないといけない立場だったので、前への意識をチームみんなが持てたことが3点につながったし、そうなったときの浦和レッズは強いと思っている。やってきたことを今後いかに精度を高めていけるかだと思う。次のリーグ戦も中4日であるので、しっかりと準備していきたい」


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2016年4月 5日 09:11

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