柳下正明監督(新潟)会見『ここでやられてはいけないという場面で新潟のほうが簡単にやられている』 J1【新潟対浦和】
2015 08/13 07:56
2015年8月12日(水)19:03KICKOFF/デンカビッグスワンスタジアム/27,447人
新潟 1-2 浦和
得点者:12' 山崎 亮平(新潟)/26' ズラタン(浦和)/76' 梅崎 司(浦和)
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○柳下 正明監督
「だいたい浦和とやるとこんな感じの展開で、チャンスはあるけど、浦和のほうがチャンスを生かして得点をしている回数が多い。そして浦和が勝ち点3を取っている。前半の入りも良かったし、得点をして1-0とリードをして、少しイケイケになって自分たちのミスからカウンターで失点をしてしまったけれども、内容面では非常に良かったと思う。ただ、ここでやられてはいけないという場面で新潟のほうが簡単にやられている。例えば浦和はシュートを打たれても体に当ててブロックしている。シュートを枠から外させている。そういうものが、選手全員に身に付いている。 そのあたりを新潟もやっていかないといけないが、中3日でゲームがあるので、切り替えてチャンスを得点していくという気持ちをもっともっと持たせたいと思う。勝ち点3をどん欲に取れるように、そういう強い気持ちを持たせて次のゲームに臨みたい」
Q:中断期間にゴールを奪うためのトレーニングを続けて、今日はチャンスを作っても1点で敗戦となりました。得点を奪うために足りなかった部分は?
「枠に入れられなかったということ。チャンスの数が浦和と変わらないだろうし、新潟のほうが先にチャンスを作って外してピンチになっている。ゴールすることが足りない。GKが防ぐ場面もあるけど、1対1のチャンスは何度かあるし、確実に決められるようにしていきたい」
Q:押し込まれた後半はセカンドボールを取れなかった印象ですが、(ボランチの)小泉選手が最終ラインに吸収されたことで中盤が空いたようにも見えました。いかがでしょうか?
「ハーフタイムがあって選手の体が動かなくなった感じがした。重いのかなと。浦和も出てきたけれども、最終ラインと前線の間にスペースができて、浦和の選手にセカンドボールを拾われてしまったと思う」
Q:山崎選手を中心にチャンスを作りながら決められず、それが敗戦につながったと思いますが、その点はいかがでしょうか?
「相手とチャンスの数は変わらないし、新潟のほうが先にチャンスを作っている。それを新潟が先に決めていれば、違った展開になっただろう。あとは先ほども言ったように浦和の選手はここではやられないという場面で体を張って守備をしている。でも新潟の選手は1点目も二人が行ってかわされている。2点目ももちろん良いシュートだったが、シュートコースに寄せられずにシュートコースがガラ空きだった。浦和の選手たちはシュートを打たれる場面で寄せて体のどこかに当てている。その回数が多かった」
Q:山崎選手は途中交代となりましたが、何か声をかけたことはありますか?
「ゲーム中は特にはない。ただ前半から自分でしかけていいなという場面はあった。90分をもたせるというよりも、スタートから良い状態だったら、積極的にしかけていくことをやってもらいたいとは思っている」
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