元日本代表DF岩政大樹が岡山に加入。「岩政大樹を欲しい」と言われて決断
2014 12/15 18:01
ファジアーノ岡山は15日、元日本代表DF岩政大樹が加入することを発表した。
32歳の岩政は、2004年に東京学芸大学から鹿島アントラーズに入団。ルーキーイヤーから18試合に出場し、2007年からの3連覇にも大きく貢献するなど、Jリーグ通算256試合に出場し、35得点をマークした。昨季限りで鹿島を退団すると、今季からはタイのBECテロ・サーサナFCでプレー。リーグ戦37試合に出場し、5得点を記録していた。
岩政はクラブを通じて「この度、ファジアーノ岡山に加入することとなりました、岩政大樹です。ファジアーノ岡山が、日本のトップクラブとなる力になりたいと思っています。まずはその第一歩として、新しいチームメイト、そしてサポーターの皆さんとJ2優勝を目指します。応援よろしくお願いします」と2年振りとなるJリーグ復帰への意気込みを語っている。
また、同日に更新された自身のブログ「No Pain No Gain」で「タイでの挑戦が思っていた以上に成果を挙げられていくうちに、鹿島を離れる際に描いたもう一つの挑戦にも早く踏み出そうと思うようになりました。そしてそのタイミングで、まさに私が思い描いていたような挑戦をファジアーノ岡山からオファーしていただきました」と岡山移籍を決めた経緯を説明。
さらにその挑戦とは「まだ出来上がっていないクラブ、これから作っていくような、日本のクラブでプレーすること」であることを明かし、「ファジアーノ岡山から頂いたお話はとても有り難いものでした。センターバックが足りないから補充したいというような話ではなく、岩政大樹を欲しいというものでした。クラブのDNAを作っていくにあたり、私を指名してその手伝いをしてほしいと言ってくれました。それはまさに私が求めていた挑戦でした」と綴っている。
さらに、岡山については「ファジアーノ岡山には可能性があると思います。これからクラブとしてもう一段階ビルディングアップしていくにあたり、自分がどのように貢献していけるのか、はっきり言って今はまだ明確には分かりませんが、いろんなことを見ながら見えてくるものがきっとあると思います」とコメント。
また「私のこれまでとこれからの経験を全てつぎ込んで、文字通り、サッカー人生を賭けた大勝負を挑もうと思っています」と強い決意を語っている。