『北脇健慈、楠美圭史、契約満了』2017チーム編成【東京ヴェルディ】
2016 12/02 07:29
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今回は東京ヴェルディを中心としたWEBマガジン「スタンド・バイ・グリーン」から北脇健慈選手、楠美圭史選手に関する記事になります。
【無料記事】【SBGニュース】『北脇健慈、楠美圭史、契約満了』2017チーム編成〈1〉(2016/11/30)(スタンド・バイ・グリーン)
2016年11月30日更新
11月29日、東京ヴェルディは北脇健慈と楠美圭史の契約満了を発表した。
2016シーズン、北脇はJ2で15試合1得点(天皇杯2試合0得点)、楠美は9試合0得点(天皇杯1試合0得点)をマークしている。
J2第6節ファジアーノ岡山戦、弾丸ミドルを突き刺した北脇健慈。
■「おれを見ていてください」(北脇)
――北脇選手、おつかれさまでした。
「ありがとうございます。引退です」
――12月のJPFAトライアウトには?
「出ます! 話はまだどこからもないので」
――新しいチームを探すうえで、考えていることは?
「やるからにはテキトーにやるのは考えられない。自分を必要としてくれるチーム。真剣に戦える、上を目指せるチームでやりたいです」
――気丈夫な北脇選手のことですから、そう簡単にはへこたれないでしょう。
「いや、ちょっとは胸にくるものがありましたね。ゼロ提示そのものより、もうヴェルディでサッカーができないのか、来年ここでプレーできないのかと」
――みんな、この先に注目していますよ。
「ほんとにそう? わかった。おれを見ていてください!」
攻守ともにまだまだ伸びしろを秘める楠美圭史。
■「カテゴリーは重要視しない。昇格に絡めるチームで」(楠美)
――昨日、契約満了の発表がありました。
「ある程度、覚悟はありました。今季ラストの6試合、これといって印象的な活躍を見せられず、6試合フルに出場できたわけでもなかったので」
――今季の開幕前、楠美選手は「この1年、勝負のシーズンだ」と。
「トップに昇格し、3年目でしたからね。レンタル移籍も経験させてもらい、多くのチャンスを与えられながら、それを生かせなかった自分の責任です」
――キャリアが終わるわけではないでしょう。今後については?
「まだ何も。カテゴリーは重要視しません。J3より下ではいやだとか、そういう考えはない。それよりは上に向かってサッカーができるチーム。昇格に絡めるチームでプレーできれば。条件を挙げるとするなら、サッカーに集中できる環境。それだけです」
――トライアウトには?
「出ますよ」
――あの場は、即席チームを組み、短時間でアピールしなければならない難しさがあります。
「そこは昨年、ヴェルスパ大分で経験したことが生きるはず。がんばります」
なお、30日、すでに退任が決まっている冨樫剛一監督に加え、村田達哉コーチ、蓮見知弘コーチ、土肥洋一GKコーチの退任も発表。2017年のチーム編成はコーチングスタッフもすべて刷新されることになる。
「スタンド・バイ・グリーン」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。
【トピックス】『SBGヒーロー2016』総評・後編(2016/11/29)
http://www.targma.jp/standbygreen/2016/11/29/post7061/
【トピックス】『SBGヒーロー2016』総評・前編(2016/11/27)
http://www.targma.jp/standbygreen/2016/11/27/post7051/