どちらかに有利な判定だったか?CS『川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ』【村上伸次審判批評採点】
2016 11/24 07:44
有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ有料記事を全文掲載させていただいておりますこの企画。
今回は審判批評を中心としたWEBマガジン「石井紘人のFootball Referee Journal」からチャンピオンシップ川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ戦に関する記事になります。
【無料/コラム:どこよりも早い村上伸次審判批評採点】チャンピオンシップ川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ:どちらかに有利な判定だったか?(石井紘人のFootball Referee Journal)
2016年11月23日更新
24,209人が等々力陸上競技場に詰めかけたJリーグチャンピオンシップ準決勝は、鹿島アントラーズが1-0で川崎フロンターレを下した。SNSでは試合中のファウルアピールに影響されて、村上伸次審判団(参考記事:村上主審とは?)に不満を持っているサポーターもいるようだが、実際はどうだったのか?
これだけエキサイティングな試合で、選手たちの対立も起こらず、ラフな雰囲気にもならず、大きな判定ミスなく試合が終わったということはレフェリーを評価できるということである。FBRJの読者の方には、基準も伝わったと思う。鹿島アントラーズキャプテンの小笠原満男など選手のマネジメント、カードのラインも的確だった。もちろん、いくつか微妙な判定はあったし、たとえば77分のジャッジは基準的に分かり辛くなった気がする。録画映像で細かい点は確認し、審判批評するが、それでも大枠はおさえられてり、採点:4は与えられるレフェリングだったと思う。試合後の審判団と両選手の握手が、それを物語っている。
~採点基準~
5:彼なしに試合はありえなかった
4:普通に試合を終わらせた
3:ミスにも見えるシーンがあったが、試合に影響はなかった
2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があった
1:ミスから試合に影響を与えてしまった
0:試合を壊してしまった
「石井紘人のFootball Referee Journal」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。
【無料記事/審判紹介コラムvol.7】チャンピオンシップ準決勝川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ村上伸次主審のレフェリースタイルは?
http://www.targma.jp/fbrj/2016/11/23/post6493/
【連載:プロフェッショナルレフェリーキャンプレポート①】昼食会の様子
http://www.targma.jp/fbrj/2016/11/18/post6489/