【FC東京ベアのプレゼントあり】難敵を迎えての青赤ダービー。勝者はどちらか(FC東京)
2016 07/05 07:55
鹿島アントラーズの優勝でJ1リーグ1stステージが終わったのもつかの間、間髪入れずに2ndステージが開幕した。鹿島と川崎フロンターレの2強を追うのは浦和レッズ、サンフレッチェ広島などのACL出場組だが、ガンバ大阪とFC東京はそれぞれ勝点24と23で取り残され気味。年間順位争いで巻き返すにしろ、2ndステージの優勝を狙うにしろ、敗戦が許されない状況だと言える。
スタートダッシュを狙う東京に立ちはだかる相手は、第1節が昨年までの監督マッシモ・フィッカデンティ率いるサガン鳥栖、そして第2節が、城福浩監督の古巣ヴァンフォーレ甲府。両方とも一筋縄ではいかない難敵だ。
1stステージでは苦戦した。5月17日におこなわれたJ1第12節では、東京は鳥栖と対戦。互いにバランスを崩さないようにしながら相手の隙を衝こうとする戦術合戦となり、0-0の引き分けに終わった。そして甲府とは4月24日のJ1第8節で対戦。その四日前におこなわれた20日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5戦、全北現代モータース相手に0-3のスコアで喫した惨敗を引きずり、最悪だった前半45分間に失点。後半、平山相太のヘディングシュートで1-1の同点に追いつくことがやっとだった。
東京がリーグ戦1勝1分3敗と不振を極めた4月の低迷から這い上がりつつあるとはいえ、自分たちをよく知る相手に分析されてなんともないはずがない。ホーム開幕戦となる第2節、味の素スタジアムに迎える甲府は、佐久間悟監督兼GMが率いるチーム。かつて指揮を執っていた城福監督、2013年、甲府に期限付き移籍していた羽生直剛――ピッチ内の監督とも言える戦術家的な存在だ――の考えを読み切っているはず。東京のいいところを出させないよう、攻守に知略をめぐらせてくるだろう。東京から見たときの対戦成績は過去18戦して13勝1敗4分、この数字だけを考えれば"カモ"と言っていいが、そのわずか4つのうちの引き分けがつい先日の試合だったわけだから、甘く見られる相手ではない。まして今シーズンの東京は得点力不足に苦しんでいる。東京が負けないまでも、引き分けに甘んじる可能性は十二分にある。クリスティアーノが柏レイソルに移籍したことで心理的に圧力を感じずに済む点は前回の対戦と異なるところだが......。
微妙な勝負のあやとなるかもしれない要素のひとつに、この試合が"青赤ダービー"であることが挙げられる。双方ともにクラブカラーが青赤であり、甲府がビジターチームのときは、全スタンド360度が横断幕とフラッグ、レプリカユニフォームなどによって青赤に染まってしまうのだ。相手チームの色は自分たちの色でもあるわけだから、そこに威圧感は希薄で、両チームのモチベーションが上がりこそすれ、萎えることは考えにくい。自分たちこそが真の青赤だというプライドの激突となるだろう。選手、スタッフの往来から縁の深さもある。紅白戦とまではいかなくとも、互いをよく知る青赤同士の攻防が、味スタ劇場を誘発するかもしれない。7月9日の第2節には、そんな期待が漂う。
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【お知らせ】
2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第2節「FC東京vs.ヴァンフォーレ甲府」の開催を記念して、抽選で1名様に「FC東京特製ベア+FC東京特製ベアストラップ」をセットでプレゼントします。応募をされる方は、住所、氏名、電話番号またはメールアドレスをお書き添えのうえ、下記宛先までご連絡ください。発表は7月下旬頃の発送をもって替えさせていただきます。
●応募先:j-ron@j-ron.jp
なお、同試合では「Teddy Bear Day」イベントを開催、来場者15,000名に非売品の「FC東京特製ベアストラップ」を先着順に配布、さらに抽選で合計410名に「FC東京特製BIGベア」などオリジナルグッズが当たるとのこと。
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