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【FBRJ】札幌・マセードの倒れ方はシミュレーションになるか?

2016 04/19  11:05

有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ有料記事を全文掲載させていただいておりますこの企画。
今回は審判批評を中心としたWEBマガジン「石井紘人のFootball Referee Journal」からモンテディオ山形×コンサドーレ札幌戦に関する記事になります。




【無料記事/連載:ルール解説】マセードの倒れ方はシミュレーションになるか?(石井紘人のFootball Referee Journal
2016年04月18日更新

2016J2第8節のモンテディオ山形×コンサドーレ札幌戦で物議を醸す判定があった。

【負傷を装って、またファウルをされたふりをして、主審を騙そうとする】という【シミュレーション】のジャッジだ。



20分、右サイドからドリブルでPA内に進入したマセードに汰木がチャージ。マセードが倒れると、上村主審は笛を吹き、シミュレーションとする。

マセードは、チャージがくるのを察知し、ボールと汰木の間に体を入れた。【チャージングとは、スペースを確保するべく、ボールがプレーできる範囲内で、腕やひじを用いず、身体的接触を用いて挑むことである】。ここで接触が起きたため、フットボールコンタクトとすることはギリギリ(基準にもよるが)できると思う。

だが、シミュレーションの適用は厳しい。マセードが大げさに倒れたと見たのかもしれないが、なにより汰木のチャージがギリギリだった。シーズン前半戦を終えた所でおそらく行われるであろう日本サッカー協会審判委員会の記者ブリーフィングで、見解を聞いてみたい。



石井紘人のFootball Referee Journal」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。


【無料記事】日本代表歴代最強イレブン選出の久保竜彦を支えた『足ゆび力』
http://www.targma.jp/fbrj/2016/04/18/post6075/

【石井紘人コラム】審判員がボールアウトなどミスをする→でも試合は妥当に終わる→しかし、ミスが槍玉にあがる→妥当に終わったという視点はあるか?そして、審判員の評価は?
http://www.targma.jp/fbrj/2016/04/18/post6073/

【無料記事】テクニカルファウル増加か?PA内での【得点の機会阻止】が退場から警告に
http://www.targma.jp/fbrj/2016/04/14/post6069/

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投票

モンテディオ山形×コンサドーレ札幌戦について(1票)

鞍馬(IP:49.98.130.240)

シミュレーションを取るのは間違いだと思う
後方からチャージしてしまっている
日本のDF、審判の弱さが見えるシーン

2016年4月21日 13:08

Football Referee Journalについて(0票)

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