キャプテン高杉亮太、古部健太とのコンビプレーで犬を救う【V・ファーレン長崎】
2015 08/12 06:53
有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ有料記事を全文掲載させていただいておりますこの企画。
今回はV・ファーレン長崎を中心としたWEBマガジン「スポーツ文化新聞 ola! premio ~V・ファーレン長崎応援WEBマガジン~」から高杉亮太選手、古部健太選手に関する記事になります。
【ola!のネタ帳】キャプテン高杉亮太、古部健太とのコンビプレーで犬を救う。(814文字)(スポーツ文化新聞 ola! premio ~V・ファーレン長崎応援WEBマガジン~)
2015年07月30日更新
V・ファーレン長崎のキャプテン高杉亮太が古部健太と共にピッチ外でも活躍した。2人は諫早市内で27日頃、迷い犬を保護。彼らの連係プレーによってワンちゃんは無事飼い主の元に戻ったという。
高杉はこの件について29日の練習後、「たまたま通りかかったら狸のように丸々と太ったダックスフンドが道の真ん中を歩いていたんです。車もけっこう通っていたので危ないなあと思って抱きかかえました。最初は警戒して『ウー』って泣いていたんですけど、車の扉を開けるとピョンと飛び乗ってきて、ああこれは絶対に飼い犬やなあと(笑)。野良ダックスフンドっていないでしょうし、良く見たらリードもちぎられたような感じだったので、飼い主の元に返すにはどうしようかなあと考えていたんです。それでその後、古部と会う約束をしていたので、古部にも協力してもらってツイッターで『どなたかご存知ありませんか?』と拡散してもらいました」と保護した際の様子を話してくれた。
その後、高杉と古部はどうにか飼い主を見つけようと諫早市内の複数の動物病院に電話をかけ、最終的に一週間預かった後に飼い主が見つからなかった場合は里親を探してくれるという県央保健所に預かってもらうことにした。
すると幸運なことにサポーター等の協力もあり、すぐに飼い主が見つかったという。
心優しきフットボーラーの善行はきっと多くの市民の心に大きなインパクトを残したに違いない。
まだあまり知られてはいないが、どうか多くの媒体を通じて彼らのアクションが多くの方に拡散されることを強く願わずにいられない。
サッカー人として模範となるこの行動はV・ファーレン長崎だけではなく、サッカーという競技自体の地位も押し上げ、今後はホームタウンにおいてもより一層、スポーツ文化に対する理解も促すに違いない。
「何より飼い主の元に無事に帰ったことが嬉しいです」と話す高杉の笑顔が印象的だった。
reported by 植木修平
「スポーツ文化新聞 ola! premio ~V・ファーレン長崎応援WEBマガジン~」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。
【長崎vs札幌】レビュー:平和だからこそスポーツが楽しめる! 1万人のサポーターがイレブンを後押し!価値あるドローに
http://www.targma.jp/ola/2015/08/09/post1597/
【長崎vs札幌】選手コメント:三鬼海選手「この勝点1は残念な1ではない。内容が良くない中で価値がある」梶川諒太、井上裕大、金山隼樹選手(札幌)のコメントも。(1105文字)
http://www.targma.jp/ola/2015/08/08/post1603/
【長崎vs札幌】高木琢也監督(長崎)記者会見コメント「ウチは本当に選手一人一人が目標やベクトルを合わせないとゲームで勝てない」(1014文字)
http://www.targma.jp/ola/2015/08/08/post1599/