J1【浦和vsG大阪】ガンバ大阪 試合後の選手コメント『攻撃の部分を改善できればもう少し違った展開になっていた』(遠藤 保仁)+今野
2015 05/03 08:35
5月2日(土)14:00KICKOFF/埼玉スタジアム2002/53,148人
浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪
得点者:84' ズラタン(浦和)
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○遠藤 保仁
「それなりにうまく守っていたと思うし、割り切るところは割り切れていた。ただ自分たちが良くなかったので、結果を見れば妥当かなと。ボールも収まらなかったし、ビッグチャンス自体も少なかった。攻撃の部分を改善できればもう少し違った展開になっていた。両サイドも押し込まれていたし、ボールを持っても前に2トップしかいないので相手の守備も狙いやすかったと思う。両サイドがもっとサポートできれば違ったと思うけど、どうしても相手のサイドも見ないといけないから、下がり過ぎていた部分はある。ゼロで抑えていればプラン通りだったけど、ミスから失点をしてしまったのでもったいないといえばもったいなかった。こういう試合は一つのミスが命取りになることはみんなが分かっていても、実際に自分たちのミスからやられているし、これがドローで終わればポジティブな結果にはなったと思う。勝ち点を失っているので、次の対戦ではアグレッシブに戦っていければと思っている」
Q:直接FKの場面を振り返って。
「周作(西川)は触っていたと思う。もう少し手の届かない、端を狙っていたけど......。感触的には悪くなかった。位置的にも良い位置だったので、できれば決めておきたかった。CKも1本でFKも自分の1本だけ。相手のエリアで押し込んでプレーする回数が増えれば、自分たちのペースでできたと思うけど、ビルドアップのミスも多かった。こういうゲーム展開になっても仕方がないと思う。相手の時間帯のときに失点しないことが大前提で、前半は押し込まれてもある程度守れていたので、こういうゲーム展開になったときは粘り強く戦って失点しなければチャンスも来るし、その数少ないチャンスで決めれば、そのあとのゲームプランは立てやすくなると思う」
○今野 泰幸
Q:監督は連戦による影響があったと話していましたが、その影響もありましたか?
「それは関係ないのでは。相手も同じ状況だし」
Q:浦和の守備が良かったのでしょうか。
「こっちの動きの問題だと思う。ダイレクトパスを使うとか、ドリブルではがすとか、ボランチとして打開できれば良かったけど、物足りなかった。ボールを取った瞬間に前に人が多いから、システム上、前に5人ぐらいいる感じなので蹴らされてしまった。つなげれば良かったけど、そううまくはいかなかった。前を向けるチャンスもあったけど、サポートの関係で前への推進力を出せなかった」
Q:宇佐美選手の連続得点も途切れました。
「良いパスを供給できなかった。タカシが前線で待っていてフリーになったところで、足元に付けるとか、スペースに出すパスもなかったから、タカシを責めることはできないと思う。仕方がないけど、最後の決定的なチャンスは決めてほしかった。タカシならば決められる。周作があのコースを止めたけど、あれは東口でも止めている。駆け引きがあったんじゃないか。トラップの位置も100%ではなかっただろうし、『さあいける』というトラップではなく、少しインに入っちゃったから、ファーを狙うために体を開けなかったと思う。どっちにも(ファーサイドにもニアサイドにも)蹴れれば100%入ったんじゃないか。ファーストタッチの問題だったんじゃないか。タカシのファンとしてオレが思うに、ですよ(笑)」
Q:次はACLで重要な試合が控えています。
「チーム全員が大事な試合だということは分かっている。中2日の連戦が続いた中で、次は中3日になるので、それはポジティブに捉えたい」
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