J1【松本vs広島】サンフレッチェ広島 試合後の選手コメント『セットプレーはウチの武器にできるくらいにしたい』(森崎浩司)+柏
2015 03/15 13:16
3月14日(土)19:00KICKOFF/松本平広域公園総合球技場/17,091人
松本山雅FC 1-2 サンフレッチェ広島
得点者:7' 柏 好文 (広島)/12' オビナ(松本)/45+3' 森崎 浩司
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○森崎浩司選手
──素晴らしいゴールでしたね。
フリーキックのゴールは、2013年の開幕・浦和戦以来です。
──1回目、塩谷選手が蹴ってやり直しになった。その時は、自分の方が狙いやすいと。
2回目になると、相手がシオを警戒してくるかなと思った。相手の目線を変えるためにも僕が蹴った方がいいと判断して、自信を持って蹴りました。
──蹴り直しの時、主審は壁が先に動いたということだった。選手たちはハンドだという抗議をしたの。
そうです。壁にあたった選手の手か腕にボールが当たった感じに見えたので、PKを主張したんですが...。
──ゴールは狙い通り。
あの位置からの練習は今週もやっていた。練習通り決められてよかったです。
──開幕から2試合続けて先発で出て、ここまでキャンプから順調にこられた。
いい状態でプレーできている。これを継続して、いいパフォーマンスをこれからも出していきたい。これに満足せず、もっともっといいプレーを出していきたい。セットプレーはウチの武器にできるくらいにしたい。こういう苦しい試合を最後にセットプレーでモノにできたのは、チームとしても、僕個人としても自信になる。これを続けていきたい。
──苦しいっていうのはどういうところですか。
見てもらってわかるように、相手の圧力をサポーター含めてすごく感じた。こういう厳しい試合をモノにするためには、最後のセットプレーやワンチャンスをモノにすることが大事。これからも、もっともっとキックの質を磨いていきたい。
──居残りをいつもやっていました。
こんなに居残りをして練習することはあまりなかったんだけど、練習することで自分のキックに自信を持って蹴ることができる。それがこうして試合で出せたのはよかった。
──居残りを継続してやろうと思うところがあったのですか。
コンディション的にもいい状態できている。もちろん自分の身体と相談しながらですが。どこも痛みもなくできる状態であれば、ああしてトレーニングしたら、試合の中で出せる。これからも痛いところがなければ、続けたいですね。
──開幕2連勝ですね。
今日の試合勝つことで開幕戦の価値が意味あるものになった。また1週間いい準備をして、浦和戦にいい状態で入れるようにして、自信を持って戦いたい。
──試合終了の笛が鳴った後、すごく喜んでいましたね。
松本にくるまでがすごく遠かったので(笑)、勝って終わりたかった。ラストの10分?15分は、松本山雅に押され気味で圧力を感じた。本当であれば、うまくいなしながら3点目をとれればよかったんだけど、今日は後ろの選手も含めて、最後に身体を張って粘り強くやれてよかった。
○柏好文選手
──切り込みからのシュートは柏スペシャル。
ゴールに直結するようなプレーを今シーズンはキャンプから意識していた。練習試合や紅白戦でも出していたこと。満足することなく積み重ねていけば、勝点にも直結する。
──浅野拓磨からボールをもらった時、クロスの判断は。
なかったです。相手は2人きていたし、トラップからの仕掛けがスムースにいけたので、いい運びができました。
──ニアを狙ったのは。
狙い通りです。あれだけえぐったし、中も考えたが、シュートという意識がここ最近強いので、ゴールにつながったのかもしれない。
──後半は森崎浩司といい関係で何度もこじ開けていたが。
そこが、僕個人としてももう1つ上にいくために必要なこと。1点で満足することなく、2点・3点ととっていけば、その先が見えてくる。結果を重視して、もっともっと突き詰めて、上を目指していきたい。
──残り15分くらいの怒濤のカウンター攻撃は。
粘り強く、攻守にわたって走る松本はいいチームでした。そういういいチーム相手に粘り強く、魂のこもったプレーをみんながやって、勝ち点をとれたことで、チームの結束と一体感を感じた。みんなで耐えようと、声を掛け合っていた。特に卓人さんは声が枯れるくらい声を掛けていたし、徹底していた。(佐々木)翔が入ってクローズするような内容だったが、交代の選手を含めて本当にチームが1つとなって戦えたからこそ、こういう粘り強い相手に勝点3がとれたと思います。
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