J1【湘南vs浦和】浦和レッズ 試合後の選手コメント『相手より走って、相手より多く戦うことをいつも以上に強調してやろうと話していた』(宇賀神)+青木・那須・阿部
2015 03/08 06:56
3月7日(土) 19:04KICKOFF/Shonan BMWスタジアム平塚/14,446人
湘南ベルマーレ 1-3 浦和レッズ
得点者:36'遠藤航(湘南)、41'興梠慎三(浦和)、75'宇賀神友弥(浦和)、77'那須大亮(浦和)
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○青木拓矢
──前半は風下だったから厳しかった?
それもあるし、相手のプレスも早かったけど、僕らは気持ちが入っていたので。PKを取られてしまったけど、いい時間帯に追いついて後半を迎えられたのはよかった。
──那須選手のヘディングのアシストは?
最初はシュートを打とうと思ったけど、那須さんが上がっていたから出そうと思って。
──4カ月ぶりの勝利だが?
でも、まだ1勝しただけなので。取り返さないといけない部分もあるので、これからかなと思う。ひとつ勝てばと思っていたけど、毎試合勝たないといけないと思っている。
──後半は相手の運動量が落ちた?
落ちたと思う。それでスペースがうまく使えた。パスも早くなくなったし。前半の厳しい時間帯に1点を取られたところはゼロで抑えたかったけど、あそこから耐えられたことはよかったと思う。
向こうにちょっと合わせていたようなゲームだったけど、取られた後にちょっと自分たちでつなごうかというのが見えたので、それはそれでよかった。
──後半はより高い位置でプレーしていたが?
流れもあるし、那須さん、僕、阿部さんの3枚で上げながらやれていたと思う。
○那須大亮
公式戦で勝てていなくて、今日の位置づけはチームとして開幕戦というのもあるし、Jリーグ以外の試合を戦っていく上でも大事だった。今日はすべて出していたので、勝利できてよかった。
──チームは厳しい状況にあったと思うが、どんなことをチームメイトと話していたのか?
連敗はしていたけど、内容が悪かったわけじゃないので、純粋にこの状況を楽しもうとチームメイトみんなで言っていた。この状況を楽しんでいこうと言っていたので、いい声が飛び交っていた。
──得点シーンは?
ショートカウンターの形ができてきていて、そこから最後の展開というところまできていたので、そのタイミングでもう一枚上がれば中の枚数が増えて、決まるんじゃないかというのがあったので、阿部と青木がバランスを取っていたし、思い切って上がった。青木が見てくれていたので、ファーに流れて、何回か動き直すなかで再び動き出した時にボールが上がってきたので、最後は合わせるだけだった。
──ハーフタイムでどのような話があった?
選手各々のすり合わせや細かい話はして、あとは我慢ということ。それから楽しもうと、割り切って楽しんでやろうとすごく言っていた。それは試合の最初からハーフタイム、最後までみんな言い続けていた。
○宇賀神友弥
浦和レッズとしては公式戦3連敗というなかで迎えた開幕戦で、選手たちは正直、非常に難しいメンタルだったし、そのなかで先制されるという非常に難しい試合になったけど、ひとり一人の強い気持ちがこもった試合になった。
──同点につながったFKのアシストは?
本来であれば、陽介が試合に出ていれば陽介がキッカーを務めると思うけど。キッカーが誰もいない状態で、自分しかいなかったけど、非常にいいボールを蹴ることができて、いいゴールだったと思う。
──連敗のなかで選手たちはどんな話をしていた?
3年間積み上げてきたものがあるので、そこでブレる必要はない、自分たちのサッカーをピッチ上で表現するだけだと。あとはどんな試合でも相手より走って、相手より多く戦うことをいつも以上に強調してやろうと話していた。
──前回の試合で負けた後、サポーターから厳しい声が出ていたが?
自分たちはプロの選手なのでピッチで結果を出して、サポーターの人たちの期待、声援、ブーイングに応えないといけない。まず今日は結果が出て一安心している。
──2ステージ制が始まったが?
2ステージ制ではスタートダッシュが重要だと思うし、2ステージ制になっても年間王者を目指して戦っていきたい。今シーズン、浦和レッズはたくさん補強をして、これだけのメンバーがいるのでしっかりと年間王者を勝ち取りたい。
──ゴールの場面は?
森脇くんが自分のところを見てくれるなというのは、この3年間でやっているなかで感じていたし、あとはシュートの前にスルーをした武藤も大学時代に一緒にやっていた仲間で自分のことを理解してくれているというのを感じていたので、絶対にスルーしてくれるなと信じていた。あとは自分の得意なコースだったので、思い切って振り抜くだけだった。
──チーム内の競争も激しいが?
自分自身、左サイドには和くん(橋本)が入ってきて、和くんもキャンプからアピールしていて、自分も負けられないという気持ちを持っていたし、公式戦で結果を出すのが一番だと思っていた。また切磋琢磨していって、レベルの高い競争をしていけば、結果につながっていくと思っている。
○阿部勇樹
ACLが先に始まって、結果がついてこなくて、ACLの最後の試合の時にひとつ勝つことが大事だと思っていた。先制されたけど、逆転して勝ててよかった。
──立ち上がりからロングボールが多かったが?
相手が前から来るというのはイメージしていたので、そこはシンプルにやろうとみんなで話していた。相手が得点してから、ボールが回るようになってきた。それを立ち上がりからやりたかったというのはあるけど、後半はスペースが空いてきてボールが流れるようになった。相手のカウンターが非常に迫力があって、スピードもあるので、それに走り負けないように意識していたし、チャレンジして失敗するのは悪いことではないし、その後の切り替えが早くできればいい。そういったプレーをキャンプをしてきたし、相手もそういうプレーが得意なので難しかったけど、みんなで勝つという気持ちのこもったプレーは出せたと思う。まだ1試合だけど、つながっていくと思う。
──先制点を取られた後に不安は?
あまりなかった。先に決められたけど、流れのなかでチャンスは来ると思っていたし、前半に1点を取れたのが非常に大きかったと思う。その後のウガの得点などで2点、3点取れたのは大きかった。
──後半は前にいくという推進力が感じられたが?
相手に走り負けないことをまず考えながら、セカンドボールを拾うのもそうだし、カウンターが得意なチームだから逆にカウンターされたら嫌だろうなと思っていた。そういうなかで2点、3点が取れた。90分、すべてがよかったわけじゃないと思うけど、よかった部分をもっともっとやらないといけない。ひとつ勝ったことで満足せずに、もっと続けられるように努力していかないといけない。でも、ひとつ勝つというのは難しいし、チームに必要だったので、それに関してはチームにとってよかった。
──次はリーグのホーム開幕戦となるが?
1節、2節と関係のあるチームと戦うし、1試合で終わらせずに続けてやっていくことが大事だと思うので。続けてやらないといけないし、結果を求めて戦っていきたい。
──ひとつ勝つのは本当に難しい?
サッカーだけじゃなくて、他のスポーツもひとつ勝つのは大きいけど、今日はもう終わりなので、次は山形に全力を尽くさないといけない。大勢の方々が見に来てくれると思うのでがんばりたい。
【ハイライト】湘南ベルマーレ×浦和レッズ「明治安田生命J1リーグ 1st 第1節」
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