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J1【G大阪vsFC東京】マッシモ フィッカデンティ監督会見『高いインテンシティーで、戦術的にうまく行った』

2015 03/08  05:19

3月7日(土)(14:04KICKOFF/万博記念競技場/18,332人)
ガンバ大阪 2-2 FC東京
得点者:45 '+1パトリック(G大阪)、53 '宇佐美貴史(G大阪)、75 '、90 '+1武藤嘉紀(FC東京)
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○マッシモ フィッカデンティ監督
前半は自信を持ってポゼッションのレベルでもボールを握り、チームはすばらしいプレーをつづけていたと思います。1失点めに関しては誰の眼から見てもあきらかなエピソードがありました(※得点前のプレーでガンバ側の選手がラインを割っていたことに対するジャッジと東京側の反応)から、それについてはコメントをしたいとは思いませんけれども、やはりあのような失点シーンがあると、試合の流れは戦術的には非常に変わってしまうものがありますから、チームとしては非常にやりにくくなってしまったということが言えると思います。そのあと、後半に2点めをPKで獲られてしまい、ますますやりにくくなりましたが、相手がうしろのスペース、中のスペースを消してくるなかで、自分たちはフォーメーションを替え、サイドからより物事を簡略化させてペナルティエリアの中で勝負をしていくというかたちで、しっかりと狙いを持って、高いインテンシティーで、戦術的にうまく行ったと思います。きょうは2-0という厳しい状況のなかから、同点に追いつけたということで、去年のチャンピオンであり、現在の日本でいちばん強いことはまちがいない相手に対し、このようなすばらしい内容の引き分けができた。チームの本物のメンタリティーをみなさんにお見せすることができたと思います。そういった点で、ほんとうに満足しています。

──高いインテンシティーという言葉がありましたが、強度を持続して2-0から追いつくことができたということは、去年から進歩しているところだと思いますか。
1-0になって時点であのようなエピソードがあると、どうしてもメンタルレベルで、注意力や集中力が落ちてしまうということが起こりえます。そのあとPKがあったということで、より選手の精神的なダメージは大きかったと思います。そのなかでも選手たちは諦めずにボールを廻してしっかりとプレーしてくれたことは非常にうれしかったことです。ゴールまで辿り着くという強い気持ちをもって選手たちはしっかりとやってくれました。結果は別として、チームとして精神的に落ち込まず、淡々とプレーする、と。それはまちがいなくチームとして成熟してきている証ですし、相手がガンバ大阪だということで、その辺りは考慮するべきだと思います。

──守備の対策で森重選手を宇佐美選手に当てるなどの工夫をしましたが、守備についてはどう思われますか。
すばらしかったと思います。森重選手に関しては宇佐美選手に対してフィジカルの面で(上回った)。彼以外の選手も自信を持って後ろからビルドアップをしていました。カウンターにもほとんど隙はありませんでした。2点獲られましたけれども、1失点めは、キーパーが手にとるまで止まるべきではなかったかもしれません。2失点めは、梶山がもう少し注意すべきだったかなと思います。それらは別として、使うスペースがあるとガンバが危険な存在であることはわかっていますが、スペースがあるなかでのカウンターも、今日はしっかり限定することができたと思っています。


動画:【ハイライト】ガンバ大阪×FC東京「明治安田生命J1リーグ 1st 第1節」


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2015年3月 9日 14:03

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