【川端編集長のニュース一言解説】バルセロナ久保建英はなぜ『18歳まで公式戦出場不可』になるかもしれないのか?
2014 08/23 17:20
バルセロナの下部組織に所属する久保建英選手。
その久保選手が18歳まで公式戦出場不可になってしまうかもしれません。
バルサ13歳久保18歳まで公式戦出場不可も(日刊スポーツ)
バルセロナの下部組織でプレーする久保建英(くぼ・たけふさ=13)が、18歳になるまで公式戦に出場できない可能性があると、21日付ムンド・デポルティボ紙が報じた。
2014 08/23 17:20
バルセロナの下部組織に所属する久保建英選手。
その久保選手が18歳まで公式戦出場不可になってしまうかもしれません。
バルサ13歳久保18歳まで公式戦出場不可も(日刊スポーツ)
バルセロナの下部組織でプレーする久保建英(くぼ・たけふさ=13)が、18歳になるまで公式戦に出場できない可能性があると、21日付ムンド・デポルティボ紙が報じた。
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移籍するべき(4票)
匿名(IP:36.54.152.222)
私が親ならば、公式戦に出れない環境に長く置いたりはしたくないです。
2014年8月23日 18:18
匿名(IP:120.75.22.111)
以前から疑問なんですが、カタールのアスパイアアカデミーはなぜOKなんでしょうか?
どなたかご存知ないでしょうか?
2014年8月23日 20:47
しょうよう(IP:218.219.97.70)
公式戦にでられないのであれば移籍するべき
2014年10月22日 19:13
名無し(IP:49.98.153.60)
レアルマドリッドに移籍して中井君とクリスティアーノロナウドの3人が同時プレイするところみたい!
2014年12月13日 16:23
バルセロナに残るべき(3票)
匿名(IP:222.1.118.198)
将来バルサだけの選手になってバルサで英雄的存在になって欲しい。そうなればきっとJリーグまたは海外でプレーしている日本選手への関心が高まりもっと日本のサッカーに興味を持ってもらえるかもしれない。
2014年10月26日 17:22
匿名(IP:222.1.118.198)
最後まで諦めずバルサでプロデビューするまで頑張ってほしいです。バルサほどトレーニング環境が整った場所は数少ないと思うので、トレーニングを積み重ね誰にも負けないくらい上手くなってバルサの試合にバルサの選手として出て欲しいです。
2014年10月26日 17:29
Toe Pain(IP:201.249.88.202)
Hammertoes have long plagued the human foot, causing pain and discomfort in shoes.
The mother will nurse them for 3-4 months until they are able to swim on their own. "Frozen" immobile toe and ankle joints gain mobility.
2015年12月 2日 21:42
かわばた編集長の一言解説
13歳でバルセロナに「移籍」したリオネル・メッシの例を出すまでもなく、バルセロナなどの欧州ビッグクラブは古くから世界中での「青田買い」を常態化させてきました。せっかく育てた金の卵をタダで持って行かれるクラブがたまったものではないと怒ったのはもちろんのこと、「子どもの人身売買」に近い現象も繰り返されていたことから、FIFAは規制に動いてきました。
結果としてFIFAは18歳未満での国際移籍は原則として禁止することになったわけですが、いくつか例外規定も設けられています。
(1)「両親がサッカー以外の理由で転住したケース」
(2)「16歳以上18歳未満でEU内、EEA(欧州経済領域)内での移籍であるケース」
(3)「自宅が国境から50km以内に存在し、隣国のクラブもまた国境から50km以内であり、両国サッカー協会が合意したケース」
(2)と(3)についてはアジアの島国である日本にとって無縁の条項でしょう。久保建英(くぼ・たけふさ)を含めて、バルセロナが拠り所としたのは(1)ではないかと思いますが、実態としてその条件を満たしている選手はいなかったようです。
バルセロナにとって「世界中からの青田買い」は大きな成功モデルでもあります。違反者10人というのはかなりの人数ですが、簡単にはやめられなかったのではないかと思います。彼らがFIFAに主張したのも、「規約に違反していません」ということではなく、「バルセロナの育成は素晴らしいのだから例外にしてくれ」という情緒的なもの。法理上の観点から言えば、最初からバルサに勝算は薄かったように思います。もちろんバルサとしては勝算が薄いことを分かった上で、FIFAの「超法規的対応」を引き出したかったのだとは思われます。
となると、スポーツ仲裁裁判所(CAS)で勝てるかと言えば怪しそうですが、「子どもたちの権利保護」を名目に争うつもりなのかもしれません。子どもの権利を守るために作られた条項で処罰されそうになったクラブが、子どもの権利保護を理由として規定に異を唱えるとしたら、何だかあべこべな話ではありますが。
久保建英(くぼ・たけふさ)について言えば、18歳まで公式戦に出ないで過ごすというのは好ましいことでないのは言うまでもありません。素晴らしいタレントですから、良い道が見付かることを願いたいです。バルサは嫌がるでしょうけれど、とりあえず日本のクラブに移籍させるといった奇策もあるのかもしれません。