かわばた編集長の一言解説

サテライトリーグ廃止後の「ベンチ外となった若手の実戦経験」を補おうという発想で生まれたU-22選抜。これは正道とは言い難いもので、この策を推進した原博実専務理事ですら「本来は各クラブがセカンドチームを持つことが望ましい」と認めるところでありました。

U-22選抜の潜在的な問題点は、各クラブが若手を育てるための施策を「お上」である協会に丸投げしてしまう体質になってしまうことだと思っています。セカンドチームを認めるというのは、本来あるべき選択ではないでしょうか。若手だけでなく、負傷明けの選手の調整にも使えるような、より柔軟な形で実現してほしいですね。