仙台 FW金園英学、DF渡部博文、GK六反勇治の3選手を獲得
2015 01/09 02:32
ベガルタ仙台は7日、ジュビロ磐田よりFW金園英学、柏レイソルよりDF渡部博文、横浜F・マリノスよりGK六反勇治を完全移籍で獲得したと発表した。
26歳の金園は、2011年に関西大学から磐田に入団。初年度にはリーグ戦28試合で12得点をマークするも、J2に降格した昨年は10試合の出場にとどまっていた。4シーズンでJリーグ通算73試合に出場し、20得点。
クラブを通じて金園は「2015シーズンよりベガルタ仙台でプレーすることになりました。毎日の練習から全力で取り組み、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」とコメント。
さらに磐田を通じては「ジュビロに関わる全ての皆さん、4年間本当の家族のように接して下さってありがとうございました。怪我が多く昇格を逃した中での移籍になり申し訳ありません。次のステージでも全力で頑張りますので温かく見守っていただければ幸いです」と話している。
27歳の渡部は、2010年に専修大学から柏に入団。2011年に栃木SCヘ期限付き移籍を果たすと、J2リーグ戦33試合に出場し3得点を挙げた。2012年からは柏に復帰し、今シーズンはリーグ戦23試合に出場している。5シーズンでJリーグ通算75試合に出場し、5得点。恵まれた身体能力を生かしたタフな守備とセットプレーからの得点力を武器に、要所で活躍を見せてきた。
クラブを通じて渡部は「柏レイソルから加入しました渡部博文です。クラブが自分自身にこのようなチャンスを与えてくれたことに感謝します。全身全霊を捧げ、戦っていきたいと思いますので応援宜しくお願いします」とコメント。
また、柏を通じては「この度、ベガルタ仙台に移籍することになりました。柏レイソルには特別指定選手としてお世話になってから7年、沢山の経験をさせて頂きました。ファン、サポーターの方には突然の発表になってしまい、申し訳ありません。入団してから今まで、辛いことや上手くいかないことの方が多く、毎日が自分との闘いでした。そんな中でも、素晴らしいサポーターの皆さんに囲まれ、沢山のタイトルや勝利を手にし、昨シーズンの最終節には、ACLの切符を勝ち取ることができました。チームとして、人として成長させてもらったことに対して今は感謝の気持ちしかありません。プロである以上、色んな可能性と新しいチャレンジを探しながら、高みを目指していきたいと思います。5年間、本当にありがとうございました!」と感謝を述べている。
27歳の六反は、2009年に熊本国府高校からアビスパ福岡に入団。初年度には15試合に出場すると、2012年には横浜FMに移籍。しかし、リーグ戦は2013年の2試合のみで、昨年は天皇杯の2試合のみに出場がとどまっていた。5シーズンでJリーグ通算42試合に出場している。
クラブを通じて「初めまして。横浜F・マリノスから移籍してきた六反勇治です。ベガルタ仙台に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメント。
さらに3年間過ごした横浜FMを通じては「こんにちは。来シーズンからベガルタ仙台に移籍することになりました。はじめに、戦力としてチカラを発揮することができずにすいませんでした。横浜F・マリノスに在籍した3年間で、2014年の天皇杯優勝、そしてACLの経験と、僕の人生の中でも記憶に残る体験をさせていただきました。この3年間で得たことを今後のサッカー人生に活かしつつ、更に変化できるように頑張ります。そして、最後になりますが一つ我儘を言わせてください。キーパーは出場機会が限られているポジションです。今年はいつもよりも2割り増しでいいので、椋大、潤人を応援してあげてください。本当に3年間、ありがとうございました」と感謝の言葉を残している。