ジュロヴスキー前監督が離日「これが最後のメッセージではありません。未来に幸運を!」【名古屋】
2016 12/08 09:27
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今回は名古屋グランパスを中心としたWEBマガジン「赤鯱新報」からジュロヴスキー前監督に関する記事になります。
【トピックス】ジュロヴスキー前監督が離日。「これが最後のメッセージではありません。未来に幸運を!」(赤鯱新報)
2016年12月06日更新
本日12月6日、ジュロヴスキー前監督が離日した。J2降格を最後まで食い止めようと奮戦した知将はこの1ヵ月、大好きな日本での生活を楽しみ、新たなチャレンジへの英気を養っていた。これはサヨナラではない。別れ際には再会を誓って搭乗口へと向かった"ボスコさん"の、最後の言葉をお届けする。
○ジュロヴスキー前監督
Q:この1か月ほどは何をしてらっしゃったのですか?
「日本での生活を楽しんでいたよ。お寺や神社などに行ったりしていました。犬山や京都、伊勢にも行きました。他にもいろいろとね。(日本語で)ジャパン、キレイ(笑)。ナイス」
Q:今はグランパスについてどのように思っていますか。
「わからないね。考えることではないです。とにかく言えることは『グッドラック』ということです。グランパスの未来に幸運を、ということだけですね。私にとってのグランパスでの仕事はもう終わった話で、しかし私はまだ日本にいたいと考えています。新たなチャレンジをしにね。今は少し休む時です。私は最後の8試合について満足しているし、選手もサポーターも素晴らしい仕事をしたと思う。サポーターたちとの信頼関係はとても幸せなものでした」
Q:新たなチャレンジとは日本にあるのですか?
「わからないね。しかし私は日本に帰ってきたいと思っているし、また日本でみなさんに会いたいと思っています」
Q:最後のメッセージをいただけませんか?
「いいえ、これが最後のメッセージではありません。今は『未来に幸運を』とだけ言いましょう。これがベストなメッセージだと思います。いつか私が帰ってきた時のために。私はそれを望んでいますし、私は日本という国も、日本での生活も大好きですからね」
話を聞き終わった後、「スマイルで写真を」と頼むと、「笑顔にはなれないね」と普通の表情を浮かべたジュロヴスキー前監督。
その後、少し表情を和らげた。ボスコさんは実に優しい顔をする。
見送りに訪れた久米一正前社長とはさすがに笑顔で写真撮影。
そして入場口へ。ボスコさんは見えなくなるまで手を振り続けていた。
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