【審判批評】新ルールが適用されたGKチョン・ソンリョンのPKシーン「大宮vs川崎」
2016 09/19 07:51
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今回は審判批評を中心としたWEBマガジン「石井紘人のFootball Referee Journal」から大宮アルディージャ×川崎フロンターレ戦に関する記事になります。
【無料/ルール解説vol.18】大宮アルディージャ×川崎フロンターレ戦 扇谷健司審判批評(石井紘人のFootball Referee Journal)
2016年09月18日更新
2016J1セカンドステージ第12節の大宮アルディージャ×川崎フロンターレ戦にて、新ルールが適用された。
それは42分のシーンだ。大宮アルディージャが中盤でボールを奪うと、拾ったムルジャが川崎フロンターレバックラインの裏にスルーパスを送り、家長昭博が抜け出す。一対一となってしまった川崎フロンターレGKチョン・ソンリョンは、家長がペナルティーエリア内に入ったところでボールにチャレンジに行く。が、家長にかわされ、右足でひっかけてしまいPKに。
【得点の機会阻止】が当てはまるシーンであり、以前のルールであれば、PKとなるファウルをおかしたチョンは退場となり、さらに出場停止になる"三重罰(トリプル・パニッシュメント)"となっていた。
しかし、新ルールでは、分かりやすく例えると一生懸命プレーするなかで起きてしまったペナルティーエリア内での【得点の機会阻止】に該当するファウルは警告ですむ(参考記事:【ルール解説vol.16】W杯アジア最終予選 日本代表×UAE戦で利用すべき新ルール)。
改定され、緩和された"三重罰(トリプル・パニッシュメント)"の、最も分かりやすいシーンだった。
「石井紘人のFootball Referee Journal」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。
【高山啓義審判批評】FC東京×浦和レッズ:なぜ那須ではなく阿部に警告が出たのか?
http://www.targma.jp/fbrj/2016/09/18/post6370/
【無料/松尾一審判批評】鹿島アントラーズ鈴木へのジュビロ磐田カミンスキーのファウル・PKだったか?
http://www.targma.jp/fbrj/2016/09/18/post6365/
【扇谷健司審判批評】川崎フロンターレ大久保の退場と横谷の警告、大宮アルディージャ幻のゴールは妥当だったか?
http://www.targma.jp/fbrj/2016/09/18/post6363/