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【観戦チケットプレゼントあり】残留争いに片足を突っ込んだFC東京。試練のマリノス戦にどう立ち向かうのか
2016 08/14 21:52
8月20日、FC東京がホーム味の素スタジアムに横浜F・マリノスを迎える。篠田善之監督が就任後は、J1残留を争うアルビレックス新潟、ジュビロ磐田を相手に2連勝もヴィッセル神戸に敗戦し現在の年間順位は12位。そしてシーズン残り1/3弱の期間、上位チームの多くと東京は戦わなくてはならない。その"対上位シリーズ"初戦の相手として立ちはだかるのが、J1リーグ2ndステージ第9節のマリノスなのだ。以後も勝点を計算しにくい浦和レッズ、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台、大宮アルディージャとの対戦を残す東京にとり、上位への苦手意識を克服するためにもマリノスに勝っておきたいところだが、そうは問屋がおろさない。
東京にとって分がいい相手だった時期は、大熊清監督の"部活サッカー"がハマっていた2001年以前のことで、技術に長け、王道のサッカーを実行する力があり、センターバックが高くて強いマリノスには、近年苦杯を舐めるケースが多くなっている。アウエー日産スタジアムで対戦した今シーズンの1stステージにしても、東京が0-1で勝つには勝ったが、18本のシュートを雨あられと浴び、秋元陽太の好プレー連発でなんとか凌ぎきったという印象が強いゲームだった。東京に地力で優るマリノスだけに、集中をきらさず厳しく守れるかどうかが生命線となる。楽に勝てる保証は万にひとつもないだろう。
ましてマリノスは第7節まで2ndステージ無敗と好調。優勝決定戦のつもりで臨むくらいの覚悟が必要な大一番となることはまちがいない。
プラス材料として考えたいのはマリノス出身選手の意地。ゴールキーパーの秋元は下部組織からトップ昇格、6シーズン在籍した古巣を相手に、前述のとおり前回の対戦でも何度となく鋭い反射神経を武器に決定的なピンチを防ぎ、劇的な勝利の立役者となった。また、しばらくJ1の公式戦から遠ざかっていた水沼宏太も第7節の対ジュビロ磐田戦で途中出場を果たし、マリノスと戦う第9節でもメンバー入りする可能性が出てきた。篠田監督就任後、紅白戦でゴールを連発するなど練習でいいパフォーマンスを見せているだけに、持ち前の突破力でスーパーサブとなってくれるよう期待したいところだ。
さらに、故障や移籍などで人数が減った分を補ってありあまる活躍を見せ始めている、FC東京U-23から昇格の野澤英之、ユ インスといった選手たちが、データの少ない新顔として、どれだけマリノスを混乱させられるか。若さゆえの勢いもあり、この不確定要素は、マリノスを凌駕しうる材料ともなりそうだ。
シーズンの当初に想定されていた優勝争いとしての対戦カードではなくなったにしろ、当面の目標であるJ1残留に向けて負けられない一戦、しかも高いテンションを要求される強敵が相手とあって、激闘となることは必至。夏の終わりを締めくくる大一番として、見逃せない試合になりそうだ。
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ご当選された方には8月17日(水)~18日(木)付で賞品をお送りいたします。また、この発送をもって当選発表とかえさせていただきます。あらかじめご了承くださいませ。
応募先メールアドレス:j-ron@j-ron.jp