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2015年10月31日(土)13:10KICKOFF/埼玉スタジアム２００２/50,828人
鹿島 3-0 G大阪
得点者：60' ファン ソッコ（鹿島）/84' 金崎 夢生（鹿島）/86' カイオ（鹿島）
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石井正忠監督（鹿島）
「前半からG大阪さんを相手にするに当たってタフな戦い、拮抗した戦いになると思っていました。比較的ウチが主導権を握れる展開になっていましたが、カウンターの部分に脅威を感じていて、そこを失点なしでいけたのはよかったと思います。後半はG大阪の攻撃陣に怖さはあったんですが、前線からの守備が効いていてウチらしい試合をできたと思います。JリーグのホームゲームでG大阪さんに果敢に立ち向かっていってやられてしまいましたが、今日は理想の形で終われたと思います。失点なしで終われたということが非常に良かったと思います」
Q:リーグ戦と比べてG大阪は疲れているなといった印象はありましたか？
「当然そういう部分はあったと思います。私たちのプレスの仕方もよかったと思いますが、ガンバさんが普段とは違うなとは感じていました」
Q:最後の瞬間のお気持ちは
「ホントに嬉しかったというのが正直な気持ち。試合が進むにつれて1点取ってまたさらにと攻撃的な部分が出せて、『今日は勝てるな』という気持ちになってはいました。僕は監督に就任して3カ月で、監督の力ではなく選手の戦う気持ちが最初から出ていたと思います。今日は90分間、選手たちが戦う気持ちを出してくれました」
Q:湘南戦で1－2で負けてからどう立て直したのか？
「練習もまた自分達のやり方をもう一度しっかりやっていこうというトレーニングをして、一番は意識の問題ではないかと思っていました。湘南戦は前半の入りが悪くて相手に圧倒されてしまいましたが、今日は逆に鹿島を圧倒するような戦いをすることができた。それが良い結果に結び付いたと思います」
Q:1点取ったあと、前で取ろうという意識が変わらず出ていたと思います。
「流れの中で一瞬相手にシュートまで行かれてしまうと崩されたという印象が出てしまうと後ろに下がってしまう部分がある。もう一度前からプレスに行ってプレッシャーをかけてということができれば、継続してできると思います」
Q:今日に関して内容と結果が一致した要因は何だと思いますか？
「後半何本か相手のチャンスになった部分を防げたというのが一番だと思います。Jリーグで負けた試合はそういうときに得点されていた。一、二歩の球際の寄せなどが重要になってくる。一歩出てコースを切れるのか、プレッシャーをかけられるのか。そういうところで選手が90分間高い意識を持ってやってくれたと思います」
Q:選手交代の意図をあらためて教えてください。あと小笠原について。
「最初のサイドハーフを交代したところは疲労の部分とアツは筋肉をいためていたので、そこはすぐに代えようと決断しました。サイドの運動量が落ちると押し込まれてしまいますから。満男については前半目立たなかったと思われるかもしれませんが、こぼれ球への反応などよくやってくれていたと思います」
Q:ジーコスピリットについて。
「満男がミーティングで「ここで勝つと負けるのではホントに違う」という話をしてくれました。そういう気持ちを選手が持っていること自体が大事です。僕は100試合もいっていないですし、活躍もしていないので、そういうのも余り持っていないかもしれないですが、満男やソガ、モトの年代がチームにいることがすごく重要だと思います。彼らが鹿島がタイトルを獲ってきた、積み重なった部分を継承してくれていると思います」
Q:監督という立場での優勝に特別な想いは？
「優勝というのはどの優勝でも嬉しいんだと思います。立場は変わりましたけれど、そこは僕にとって関係ないんです。選手の様子、サポーターがあれだけ喜んでくれている様子を観ると、僕にとってはどっちも関係ないですね」
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