[J論] - これを読めばJが見える

論ニュース日本サッカー関連ニュースを分かりやすく解説

浦和レッズ 試合後の選手コメント『勝ち切るというところは、進歩しているのかなと思う』(鈴木啓太)+柏木+青木+興梠+岡本+関根+武藤 【浦和vs清水】

2015 06/08  07:50

2015年6月7日(日)16:00KICKOFF/埼玉スタジアム2002/44,424人
浦和 1-0 清水
得点者:52' 興梠 慎三(浦和)

-----
○柏木陽介
「(武藤君がベンチに行ったとき、何か言っていたのは?)あと10分くらい出来るかなと、言っといてと言ったら、交代早かったから。まあ......いいかと。最近は誰が出ても変わらんと、俺は信じてるし、今までやったら自分が何とかしようっていう気持ちでしたけど、俺が代わって違う選手が入ったほうが、この試合にとっては展開的にはいいんじゃないかなと思ったので。
 いい試合は出来なかった。うまく繋げなかったし。プレス強いけど、相手も好調だったのかなというところもあった。崩された後のカウンターで、前入れたところで3人目っていうシーンが増えてれば、チャンスだったのかなと思う。前半は我慢でしょ。そこが後半の点につながったのかなと思うし」

Q:先制点は?
「自分が前に絡めたからゴール出来たと思ってるし、ああいうところで飛び出す勇気っていうのは重要なのかなと感じてるところだったから。良いタイミングで出て行けばいいというか、ちょっと引っ張ったところでボールもらえてたから、最近は危ないシーンも多少作られたりもするけど、やっぱり自分が高い位置で絡むと、怖さは出るのかなと」

Q:後半の立ち上がりに攻めて、槙野選手が攻め上がったりして浦和のペースをつかんだ。何か話をした?
「いや、試合の流れで一人ひとりが理解してプレーできてるんじゃないですか。誰が今、こうしようとかどうしようとか、ひと場面ひと場面で決まってないから。そこは特にないです」

Q:ベンチに下がった後は?
「やってるほうが怖くないね。見てるほうが怖い。コーナーとか、いちいちビクビクする。やってるときは集中力があるけど、一回交代すると、集中してないというか。応援目線で見てるから」

○青木拓矢
Q:タフで難しい試合だった?
「自分たちの脇のところを使われてたのかなと思うし、そこをハッキリしないと。僕も最初はあれでしたけど、最後のほうは落ち着いて出来ました」

Q:チームの疲労度に差があった?
「そうですね。最初からセカンドボールとか相手が拾っていたので。そこを拾えれば良かったけど、真ん中に枚数もいたし。僕が入って、勝ってる状況だったので、ちょっと時間が長かったですけど、負けられないし、ここまで来たらしっかり勝ちたいなっていうのはあったので。そこをしっかり、危ない場面もありましたけど、最後までゼロで行けたのは良かったかなと思います」

○鈴木啓太
「年間を通してのシーズンこそが、リーグ戦というものだと思っている。小さな声かもしれないけど、それを言っていかなきゃいけないんじゃないかな、という思いはあります」

Q:ただ、タイトルを取れそうで取れない状況が続いているから、ここでファーストステージを取り切るということが、意味を持つのでは?
「そうですね。そこがいちばんのポイントなのかなと思います。自分たちにとって、このファースト、セカンドステージがある中で得られる大きなものなのかなと思うので。きっちりとファーストステージ取り切ることをやらなきゃいけないし、そこでタイトル取ることができれば、新たな自分たちのステージに入るのかな。
勝ち切るというところは、進歩しているのかなと思う。今日も最後は割り切ったサッカーになりましたけど、それでいいというところと、ただ、内容的にもっと成長できる点がある。現実を見ながら、監督がやろうとしてることは、こういうことじゃないと思うので、最後まで主導権を握れるように、やらなきゃいけないかなと思う」

○興梠慎三
Q:先制シーンを振り返ってみると?
「相手の守備も戻っていたので、2、3枚、前にいて。ひとりが正面にいるところで切り返して、切り返したんですけど、ファーストタッチがちょっと後ろ目になっちゃったので。でも、前にいたディフェンス二人の間が見えて、その間にサイドネットが見えたので、そこ通せばいいかなと思って打ったら、ちょうどいってくれた。ねらいとしては、(柏木)陽介に当てて、陽介がシュート打つなり、チュン(李忠成)がもういっこサイドにいたので、そこに出してチュンが打つと、自分の中ではその考えしかなかった。でも、うまく自分の前に来たので、あとは目の前の敵をかわして打つだけでした。ああいう難しいシュートのほうが入るんだと。簡単なシュートよりも」

Q:相手が5バックにしながら、守っていたが、どう攻めるべき?
「もっとシャドーが抜け出したりしたら、思いっきりGKと1対1になるくらいのラインの高さだったので、そこを突ければよかったんですけど。ただ、レイソル戦も結構ラインが高くて、どんどん裏へ抜けたけど、自分たちのリズムをつかめずに全部ロングボールでっていう、それはやめようと。向こうも若手で経験は少ないと思いますけど、フレッシュで、手強いと思いました」

○岡本拓也
Q:足をつったことは?
「練習不足ですね。まだまだですね」

Q:トレーニングマッチの90分とは違う?
「そうですね。公式戦とは別ものなので。90分やりたかったのはあるけど。槙野君や那須さんに助けられている部分もたくさんあるんですけど、ゼロで抑えたのは良かったと思います。落ち着いてやれば出来るよって、みんなに言ってもらえた」

Q:どんなところに気をつけてプレーした?
「球際は強く行くんですけど、食いつきすぎないというか。入ってきたところに、しっかり行くということ。あと、ディフェンスラインのコントロール、高さの調節、マークの受け渡しを意識しました」

Q:やられそうなときはなかった?
「ほぼなかったんですけど、一本、那須さんがシュートブロックしてくれたシーンがあって、それは助かりました」

Q:森脇君の壁は大きいと言っていたが、少し近づけた?
「試合をやってみて、森脇君のすごさをまた実感しましたし、追いつけるようにやっていきたいですね」

Q:那須はそん色なくやれてたといっていたが、自分の手応えは?
「やれたという手応えと、もっと出来るという自分への期待感の両方があります。(攻撃面への貢献は)もっと出来ると思うし、これから練習で意識したい」

○関根貴大
「ファーストステージですし、あまり今日の試合もみんな意識してないと思うので、本当に1試合1試合、しっかり目の前の試合を勝利で終わろうとやっている結果が、今の15戦無敗というところにつながっていると思うので。先のことを考えず、次の試合をしっかりやれればいいかなと思います」

Q:同じサイドに岡本君が入ったけど、その点については?
「それは何の心配もなく、試合にも入りましたし、自分がある程度いろいろ助けられる部分があればいいなと思いましたけど、1試合通して守備の面でも助けられましたし、モリ君じゃない選手とやるのもあまりないので、そういう意味では楽しかったなと思います」

Q:デュークとの駆け引きはどんな感触?
「結構、勢いで、ファーストタッチとかで仕掛けてきたので、そこら辺の見極めっていうのは、駆け引きの中で重要なところ。そこが出来たので、1試合を通してやれてたのかなと思う」

Q:本当はもっと前に出たかった?
「まあ、出たかったですけど、なかなか出るタイミングだったりというのは難しかったので、今日は我慢強くやろうって思いながらやってたので、そこを意識して守備に重点を置きながらやりました。いい時間に一点取れたので、そこで少し余裕が出来たかなと思います」

Q:去年は無観客試合ですごく良いプレーが出来たと言ってたけど、改めて、今日は4万五千人の前でプレーして、どう感じた?
「あの試合を経験して、スタンドを見渡しても誰もいない状況で出たんですけど、今日はすごくお客さんも入ってくれましたし、その中で埼スタで全勝記録を続けてることはサポーターの力が大きいと思うので、そういう力をもらいながら、一人ひとりが戦えているのかなと思います」

○武藤雄樹
「ホームでしたし、連戦の3戦目でしたけど、厳しい試合を我慢強く戦って勝ち点3取れて良かったなと思います」

Q:終わった後に監督から一言あった?
「そんなに、まだしっかり話してないですけど、みんなに『ブラボー』って声かけてたんで。やっぱりこの勝ち点3は大きかったんじゃないかなと思います。タイトルが目の前にあるので、しっかり取りたいと思うし、神戸のアウェーも鬼門と言われてるみたいですけど、自分たちの今の強さをしっかりと表現したいと思います」

Q:ファーストステージ優勝目前だけど?
「いちばんの目標は、選手の中でも年間チャンピオンを取ること。ファーストステージ優勝は通過点だと。そういう気持ちでいるので、優勝が近づいてるぞ、という感じではないです。そういうところで、力強く、バランス良く戦えていると思います」

Q:連続ゴールねらっていた?
「そうですね。やっぱり、出来るものなら点を取って5試合連続をねらってましたけど、僕にはまだまだ、レジェンドの領域に入るな、っていうことだと思いますので。(※5試合連続ゴールは、福田正博、エメルソンに続くクラブ史上3人目)
もっともっと貢献して、また同じように連続ゴールを決められるくらい自分を成長させていきたいと思います」

Q:今日は開いてクロスというシーンが多かったが、いつもと変えた?
「いつもと変えたというよりは、今日は相手のディフェンスラインが高いと、スカウティングの情報で入っていたので、そういう部分で裏をねらう部分だったり、ショートカウンターで裏のスペースをねらうことが多くなったというか、そこを突けていた。そういう面で、サイドからのクロスが多くなったのかなと思います」

Q:連続ゴールがかかっていたけど、サイドに出ていたのは、チームのため?
「僕が点を取りたいからって、真ん中にいてもしょうがないと思うので。本当に、5試合連続でゴール取るっていう気持ちも、そんなになくて。本当にチームが勝てばいいと思ってましたし。こういう厳しいゲームで、自分のゴールでチームを勝たせたい気持ちもありますけど、ああやってエースである慎三さんが決めているのを見ると、さすがだなと思いますし、僕もそういう選手になれるように頑張ろうと、今日新たに思いました」


-----
▼関連リンク

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(浦和)会見『疲労がある中で、選手は非常にがんばってくれた』J1【浦和vs清水】

大榎克己監督(清水)会見『やろうとしてるサッカーの方向性は、だいぶ見えてきた』J1【浦和vs清水】

清水エスパルス 試合後の選手コメント『周りとの連係をもっと深めないといけないと思う』(石毛秀樹)【浦和vs清水】

J論 最新テーマ: ニュース に関するコラム

投票

清水エスパルスについて(1票)

Meamo(IP:51.15.65.25)

香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた激烈ブラック企業.中卒社員岸下守の犯行.

2018年7月18日 07:35

浦和レッズについて(0票)

論 最新ニュース