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大榎克己監督(清水)会見『やろうとしてるサッカーの方向性は、だいぶ見えてきた』J1【浦和vs清水】

2015 06/08  07:40

2015年6月7日(日)16:00KICKOFF/埼玉スタジアム2002/44,424人
浦和 1-0 清水
得点者:52' 興梠 慎三(浦和)

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○大榎克己監督(清水)
「浦和レッズさんは優勝がかかったゲーム。ここまで14戦負けなしという中で、自分たちは、そこに土をつけたいという思いで戦いました。前節フロンターレ戦からほぼメンバーは一緒。ヤコヴィッチが怪我だったので、そこに控え(DF犬飼智也)が入ったというメンバーで戦いました。
前半は向こうの良さを消しながら、カウンターも受けましたが、狙い通りの戦いが出来たかなと思います。ただ、前節に比べると、イージーなボールロストが多かった。そして後半の立ち上がりで相手に押し込まれ、そういう中で失点してしまったところ。何回かチャンスを作ったけど、決め切れなかったところ。そこに勝負強さとか、経験の部分で差が出てしまったかなと思います。
でも、下を向く内容ではないので、次につながる、特にうちの選手はアウェーで5万人近い観客の中で試合をすることはあまりなかったので、こういう緊張感の中で試合をするのは良い経験になったし、順位的には非常に厳しいですけど、しっかり前向いて戦って行きたいと思います」

Q:これからに向けて、今日の内容は手ごたえをつかめたか?
「15節終わって、この順位ですから、正直厳しいとはわかってます。ただ、やろうとしてるサッカーの方向性は、だいぶ見えてきたと思いますし、選手も同じ方向を向いて戦えるようになってるかなと思います。あとは細かい修正をしながら、それからチーム内でしっかり競争する。競争原理が働いて、良い選手がピッチに立つ。そういうところで伸ばしていきたいと思っています」

Q:前半、相手の良さを消したというのは、どういうところ?
「ボールの出所にプレッシャーをかけようと。全部行けるわけじゃないけど、そういう状況をなるべく多く作ろうと。ボールに行けてるときは、ラインのコントロールも出来るだろうということで。ラインも高めに取ることができた。ただ、奪われ方が悪くてカウンターにされることはありましたけど、向こうがボールを持ったときにそんなにズルズルと自陣まで下がる時間はなかったと思います。ただ、後半の立ち上がりは、相手に押し込まれてそういう時間帯が出来て、失点してしまった」


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