原崎 政人コーチ(仙台)会見『逆転されても誰一人下を向かずに点を取り返したところと、逆転まで行くパワーがわれわれにはあるのだということを証明できた』J1【仙台vs浦和】
2015 05/11 07:28
5月10日(日)15:04KICKOFF/ユアテックスタジアム仙台/19,195人
ベガルタ仙台 4-4 浦和レッズ
得点者:8' キム ミンテ(仙台)/45+1' 阿部 勇樹(浦和)/55' 興梠 慎三(浦和)/56' 関根 貴大(浦和)/60' 奥埜 博亮(仙台)/65' 渡部 博文(仙台)/80' 梁 勇基(仙台)/81' 興梠 慎三(浦和)
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○原崎 政人コーチ
「なかなか勝ち点が取れない状況で、今節に限っては監督もいないという状況の中で、選手には『そういう思いもピッチでしっかり出し切ろう』という話もして、ゲームに送り出した。本当に先制点を取れたのも大きかったし、失点の場面での時間帯がロスタイムであったり、追加点を取られた後にもう1点を奪われたり、4点目もわれわれが取った後など、失点の時間帯をもう一回やりなおさなければいけない、見直さなければいけないところはある。だがまずは逆転されても誰一人下を向かずに点を取り返したところと、逆転まで行くパワーがわれわれにはあるのだということを証明できたゲームだったと思う」
Q:1-3の状況からハモン・ロペス選手や奥埜選手を投入して3点を取りました。投入の意図を教えてください。
「まず前日から、スタートをどうするのかというところは、渡邉監督ともいろいろ話をしていた。そういった中でスタートに選んだウイルソンも、少し体調不良もあって、ゲームの中での代えどころだということもいろいろと話をしていた。やはりどうしてもあの時間帯にもうひとつギアを上げたい、パワーをゲームに持たせたいといった中で、ハモンを代えて、奥埜も、もう一枚代えて、全体的に守備の部分もそうだし、攻撃でも、もう一つサポートできる選手を送りたいという思いで判断した」
Q:今節、キム・ミンテ選手を入れるなど中盤の構成を組み代えたところ、相手のシャドーを潰したり、今季初めて中盤の選手にゴールが生まれたりしました。攻守それぞれの効果について、どう捉えていますか。
「ミンテに関しても、トレーニングから良いパフォーマンスを出してくれていたし、もう少し守備で高さも含めて、パワーを持たせるということで、今週に監督が『ミンテでいく』という決断を下した。前半に守備のところで、逆に頑張り過ぎて、ラインが下がってしまって、押し込まれる時間もあったので後半に『それを修正しよう』という話だったが、それも本当に選手がうまく対応してくれて、少し前でかかれるようになったので、選手の対応力に感謝している」
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