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【今週の小平】レポート◆「ヨネ」「モリゲ」「ムトー」「カジ」「カニ」「......ソータ」欠場は5人から6人。マッシモ フィッカデンティ監督「ほかの選手が出ることになる」（2015/04/21）（トーキョーワッショイ！プレミアム）
2015年4月21日更新
レポート◆「ヨネ」「モリゲ」「ムトー」「カジ」「カニ」「......ソータ」欠場は5人から6人。マッシモ フィッカデンティ監督「ほかの選手が出ることになる」
明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第6節対サンフレッチェ広島戦の翌4月19日の時点で、マッシモフィッカデンティ監督は大幅な先発メンバーの入れ替えを示唆していたが、Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ Aグループ 第4節対サガン鳥栖線をあすに控えた本日21日となっても、状況は変わっていないことがあきらかになった。
欠場する可能性がある選手としてマッシモフィッカデンティ監督が名前を挙げたのは、米本拓司、森重真人、武藤嘉紀、梶山陽平、カニーニ、平山相太の6人。平山は以前からの離脱で復帰は数週間先だが、あえて不在の人数に含めて発言したものだ。彼らが週末の対モンテディオ山形戦に出場できるか否かは50%の確率だとマッシモ フィッカデンティ監督は言うが、リーグ戦に向けて調整する方向に変わりはない。
おそらく後方に関しては権田修一、徳永悠平、吉本一謙、丸山祐市、太田宏介、高橋秀人で組むことになるだろう。インサイドハーフから前に関しては三田啓貴、羽生直剛、東慶悟、河野広貴、前田遼一、林容平と6人の候補がおり、誰かがベンチに控えるものと思われる。
「5～6人を替えるとなるとかんたんではないですけれども、でも、緊急事態であり、まちがいなく、いままで出場時間が少なかった選手、チャンスをもらえなかった選手を見ることができる、FC東京にいるのはそれにふさわしい実力があるからだということを示せる、いい機会です。応援してくれるサポーターに対して、監督に対して、いいプレーを見せないといけない。そうした理由はさまざまにあるはずですから」
昨年、湘南ベルマーレでリーグ戦33試合に出場した丸山祐市であっても、ここ東京で森重真人と太田宏介の牙城をくずし、出場機会を得ることは容易ではない。しかし丸山はそれを承知で、期限付き移籍先の湘南から戻ってきた。
丸山は言う。
「東京で試合に出ることがどれだけ難しいかは、帰ってくる段階でもわかっていました。少ないチャンスで結果を求めていかなければいけない立場で、常日頃準備してきたんです。出場機会の少ない選手は、身体的な部分だけでなく精神的な部分も含めてあらゆるコンディションを整えている」
キッカーを務めるのかという質問に対しては「おれは蹴らないですよ（笑）。代表のすごいひとがいるので」と答えていることから、おそらく左サイドバックで太田宏介が出場し、丸山が左センターバックを務めるものと予想される。持ち前のボールキープ力とカヴァーリングを発揮する絶好の機会。ここで丸山が頭角をあらわせば、その競争によってより守備が進化するかもしれない。その意味では今後のチームづくりを占うメンバー選考だ。
対広島戦でベンチ入りを果たした奈良竜樹は「雰囲気を味わいはしましたが、ベンチなのでまだまだこれから。まずは第一歩です。ナビスコカップは日頃試合に出場していない選手にとって大事な試合。先日の試合に負けたあとでいい流れにするための転機となるとも思います。ここでチャンスを掴めばリーグ戦にもつながる」と心境を吐露。視線は眼前の試合から伸びる先をも見据えている。
ただターンオーバーや入れ替えというだけでなく、今後の選手個人とチームの強化のためにも、勝利という果実を得て前進のきっかけとしたいところだ。
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http://www.targma.jp/wasshoi/2015/04/21/post5281/
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