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ACL【浦和vs北京】浦和レッズ 試合後の選手コメント『今日の結果を受けて下を向く時間はない』(槙野 智章)+那須・武藤・石原

2015 04/09  07:59

4月8日(水)19:30KICKOFF/埼玉スタジアム2002/13,683人
浦和レッズ 1-1 北京国安
得点者:33' ユー ダーバオ(北京)/74' 槙野 智章(浦和)

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○槙野 智章
「ホームゲームだったし、勝ち点3を取るべきゲームだったが、結果的に引き分けに終わり、勝ち点1で終わったことを残念に思っている。結果がすべてだと思うが、特に後半のサッカーは僕たちが目指すモノだと思っている。監督が目指す規律、球際、運動量、ボールのないときの動きは日本の中でも、アジアでもトップレベルであることを証明できたこと思う。最後は結果なので勝ち点1で終わったことは何かが足りなかったと思っている。ただ僕たちに今日の結果を受けて下を向く時間はない。たくさんのことを学び、まだまだ成長できると思っている。グループステージ突破へ可能性がある限り、あきらめていないし、最後まで突破をかけて戦うという気持ちは、終わったあとのロッカールームで選手の顔を見てもそういう気持ちを持った顔をしていた」

Q:左ウイングバックへのポジションチェンジについてどう思いましたか?
「監督の交代のメッセージとして、攻撃の活性化をしてほしいというメッセージだと思っている。ドリブルもクロスも一枚はがす動きをして、攻撃に一つのアクセントを加えようと思っていた。もっとできるし、もっと攻撃に絡まないといけない」

○那須 大亮
Q:北京での試合に比べればチームとしての成熟度も上がっているという手ごたえはあるのでしょうか?
「リーグ戦では苦しい中でも結果を出して自信が付いている。普通にやればやれると思った。前回対戦はアウェーの環境など慣れていないことがあったけど、アジアでも通用する。あとはセットプレーで点を取るとか、ここぞの場面で点を取れる、ここぞの場面を守れるような紙一重の強みを付けるともっと優位に戦える。リーグ戦で結果を出して今後につなげていきたい。

○武藤 雄樹
Q:前半はなかなかチャンスを作れずに苦しみました。
「前半はコンビネーションがあまりなかった。ただ後半は裏を取れるシーンが増えたことは収穫。でももっとゴール前の精度を上げないと。実際に点を取れていないし、それは大きな課題。精度を高めないと今後も厳しくなる」

Q:早いタイミングでクロスを上げて、相手GKの前にボールがこぼれるような展開をチームとして意識していたのでしょうか?
「それは練習でもやっている形で、サイドを突いてからGKとDFの間をクロスで突く形はやっている。ウチはそんなにセンターFWにヘディングでドンと合わせるような選手がいるわけではないので、早い攻撃は練習している形」

Q:あと少しで合うという場面は作れました。
「何度もあったし、あとは前の選手が決め切っていくこと、ゴールは個人の部分になってくるので、僕を含めて精度を上げていかないと高いレベルには通用しないと思う」

Q:北京戦は特に武藤選手にチャンスが巡ってくる展開でしたね。
「北京での試合でもそうだし、シュートを打ったチャンスで決め切れていないのは残念。でも点を決めるためには打ち続けるしかない。積極的にトライしていきたい」

Q:李選手にあまりボールが収まらずに、2シャドーとの距離も開いていました。
「(1トップ2シャドーの)3人のコンビネーションは少なかった。窮屈な感じしていた。だからハーフタイムに槙野さんへ、『シャドーに早く付けてほしい』と言った中で、チャンスは作れたし、チャンスの数も多くなった。それを収穫として今後の試合につなげられれば。90分ある中で、45分は良くて45分はダメではなく、90分良ければもっと違う試合展開になった。次は90分間、自分たちのサッカーをできるように頑張っていきたい」

○石原 直樹
Q:前半はポゼッションしながらも李選手にボールが収まりませんでした。
「相手もコンパクトに来ていたし、後半はチュン(李)を使ってそこが起点となって厚みのある攻撃になった。前半からそういう形を作れたら良かった」

Q:後半はかなり良くなりましたが、何かハーフタイムでの監督の指示や選手間で話し合ったことはあったのですか?
「チュン(李)が空いていて、そこでもらえそうなときはあったので、そこにパスを出すような指示があった。後半はチュンに当てる回数も増えた。相手が間延びしてきたのもあるけど、前半からそういうところを使っていければ良かった」

Q:前半と後半でまったく表情の違う試合になりましたが?
「良い入りをできたと思うし、ピンチは2回ぐらいあったのは自分たちのミスからだった。そこで失点しなかったことをポジティブに捉えながら絶対にチャンスは来るなと思っていた。自分もシュートチャンスがあったし、そこで決めていかないといけない」

Q:今日引き分けたことで薄いながらも可能性は残りました。
「どうしても勝たないといけない試合だったので、取れなかったことは悔しいし、残念。ただやるべきことは変わらないと思うし、さらに良くなるように個人としてもチームとしてもレベルを上げてやっていきたい」

Q:後半に攻め込めたのは相手が間延びしてきたことが理由なのか、チームとしての意図が合ってきたのか、どちらでしょうか?
「良いクサビが入っていたし、相手がサイドやシャドーを見られていなかった。うまく使えたし、チュンのところに当てて起点を作って、シャドーがサポートするなり、ボランチが行くなり、バリエーションが豊富な展開になってきた。前半で得点できればゲームの進め方もラクになっていたけど、セットプレーからの失点で難しい試合になってしまった。差はないと思うけど、勝ち切れない。もっとチームとしてできると思うし、結果につながっていないのでそれが悔しい」


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2015年6月20日 12:42

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