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J1【浦和vs松本】ミハイロ・ペトロヴィッチ監督会見『もし仮に私が松本の監督であれば、7、8点を取られているかもしれない』

2015 04/05  07:20

4月4日(土)15:05KICKOFF/埼玉スタジアム2002/37,154人
浦和レッズ 1-0 松本山雅FC
得点者:85' 森脇 良太

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○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
「今日のゲームも非常に厳しいモノになった。ここ最近対戦する相手は守備的に戦ってくるし、ミスを誘ってカウンターをしかけてくるチームが多いので難しい試合になる。ただその中でも落ち着いて、ゲームをコントロールしながら圧力をかけられた。ボール支配率もかなり高かったと思うし、ボールを動かしながらいくつもチャンスを作れた。その中で決まった森脇のゴールを非常にうれしく思う。試合全体を通してみれば、我々が勝利に値するゲームをできたと思っている。1-0というスコアだったが、松本の選手たちは泥臭く戦って、頑張ったと思う。もし仮に私が松本の監督であれば、7、8点を取られているかもしれない。私は不運なことが多いので、失点を重ねているかもしれない。明日の報道ではチャンスを作りながら得点できない。決め切れないことが出るかもしれない。引いた相手を崩すのは難しい中、得点を取って勝ち切ったことは褒めるに価する。昨年は鳥栖に0-1で負けた。その試合も数少ないチャンスを豊田に決められた。多くのチャンスを作れずに決められて負けてしまった。負けたとき、試合の内容は評価されないもの。ただ今日の試合に関しては勝利できたからではなく、ドローでも非常に満足する結果だった。相手をコントロールしてリスク管理をしながらゲームを進めていた。狙いとする試合の進め方もできた。ゲームを非常にコントロールできた良いゲームだったと思う。結果という部分だけで伴わなくても評価に価するゲームだった。立ち上がりから攻めの姿勢を見せた選手たちのプレーに関して、見に来てくれたサポーターも満足できたゲームなのではないか」

Q:先ほどの7、8点を取られていただろうという発言の意味を教えてください。また、松本のボールを持たれることが織り込み済みのサッカーについてどう思いますか?
「それぞれのチームの監督は、チームのベストのことを考えて戦う。サッカーの戦い方は尊重し合わないといけない。私が不運なことが多いので、決して物事を簡単に話したくない。発言をどう捉えるかはそれぞれが考えればいいと思う。やはり私はそれぞれ監督の考え方を大きく尊重しているし、リスペクトをしている。日本に来た9年前は3バックを採用するチームは皆無だったが、いまは山形、湘南、松本、広島と3バックが増えた。私自身が3バックを戦術として採用するようになったのは、4-4-2のゾーンプレスをいかにかいくぐるか。それをもとに考えたのが今の形。私のやり方は攻撃的なやり方で、日本の3バックのチームは守備的な戦い方で、私の考え方とは真逆な方向になっている。日本の3バックは5-4-1になることが多いし、それは守備のオーガナイズに特化していて、守備のシステムが構築されている。この歳になって新しいことを学ぶこともないかなと思っていたけど、5-4-1をどうやったら崩せるのか、かいくぐって点を取れるのか。この歳になってそのモチベーションが生まれている。チェルシーも同じく、シャルケも採用しているが、欧州のトップクラスの選手はドリブルで突破できる選手がいるから成立している。守備のブロックを作ってしまうと、そこから前に出て行くには突出した選手がいないと難しいが、日本のサッカー界でそこまで突出した選手はなかなかいない。もう少し攻撃的なやり方を考えてもいいのでは? 毎試合毎試合守備的な対策を練るのが相手チームのやり方で、私は毎試合守備的なチームをどう崩すか、毎試合考えているし、それは簡単な仕事ではない。いずれ私のチームを攻撃で上回ってやるというチームが出てくることを祈っている。最後に女性の方が最初に質問したことはうれしく思っている」

Q:関根選手を先発で起用した理由は?
「相手が自陣に引いてブロックを作って守備をしてくるとスペースは皆無。そうなるとダイレクトパスで崩すのは難しい。バイエルンの試合を見ると守備的戦術を敷いてくるチームにはリベリとロッベンがドリブルで守備を崩している。スペースを突いてサイドからはがしていくこと。それが得点するには必要。リベリ、ロッベンが1対1になれば、前に選手がいないのに等しいぐらい突出した選手だと思う。関根という若手の興味深いタレントがいる。出場した高木俊幸も、前を向いてドリブルでしかけられる選手。武藤もそういう選手だし、興梠慎三がいれば彼のドリブルでしかける選手。興梠がいればもっと得点のにおいがするゲームになっただろうし、スペースがない中での試合には、ドリブルでいかにはがすか、ドリブルではがせる選手が必要になる。バイエルンがこの前負けた試合はリベリとロッベンがいないと、ほかの代表選手いない。個人の能力がないと相手を崩すことは難しい。対戦するチームはプロフェッショナルで守備的な組織を構築しているチームを崩すことは見ている人たちが思う以上に難しいもの。私は4年目だが、年を追うごとに、残留を争うチームにはポイントを落としてきた過去がある。例えば札幌、甲府にも負けた。大分、甲府には引き分けが多かった。ポイントを落としてきた歴史があるが、湘南、山形、松本に勝ち切っていることは前向きに捉えられる傾向にある。下位相手に取りこぼさないことが大事で、力が拮抗した同士の対戦はどうしても勝ったり負けたりの展開になる。ただ私は力が拮抗した相手には勝ち越してきたと思う。リーグ戦で優勝するためには下位チームの対戦を取りこぼさないことが大事な要素として挙げられると思う」

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2015年12月18日 20:21

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