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【情熱の分析家・河治良幸の一言解説】アジアカップは韓国を破った豪州が栄冠。新鋭と古参が融合した伸びしろあるチーム同士の決勝戦に思うこと

2015 02/01  13:49





豪州、延長激闘制し初開催初V!韓国"執念"の土壇場同点弾及ばず(スポニチアネックス)

 サッカーのアジア杯は31日、オーストラリアのシドニーで決勝が行われ、オーストラリアが延長の末、韓国を2-1で下して大会初開催初優勝を飾った。開催国チームの優勝は1992年の日本以来6大会ぶり。





【情熱の分析家・河治良幸の一言解説】

 両者の勝ちたい気持ちが観ているものに伝わってくる試合でしたね。当たりは非常に激しいですが、随所にスキルや狙いも見られて、ベテランの奮闘や若手の活躍など、まさに大会を通じて成長してきた両チームが総力を結集した試合だったと思います。

 延長戦はさすがに疲労も見られましたが、それでも戦うことをやめてはいなかった。特に目立っていたのが豪州のジェディナクと韓国のチャ・ドゥリです。MFのジェディナクはグループリーグで一度負傷離脱しましたが、決勝トーナメントでは頼れるキャプテンとして時にハードに、時にクレバーに攻守を支えました。

 34歳のチャ・ドゥリは今大会を最後に代表から引退すると聞いていますが、開幕戦こそベンチスタートながら、卓越したビジョンとバランス感覚で若い韓国の試合運びを右サイドからコントロールし、時に効果的なオーバーラップで攻撃を活性化しました。昔のような精力的なアップダウンはありませんが、まさにベテランの味というプレーで、左サイドバックでフル出場したキム・ジンスも試合後、名前を出して賞賛していたほどです。

 そうしたベテランの働きがある一方で、大会MVPを獲得した豪州のルオンゴや決勝の土壇場で同点ゴールを決めた韓国のソン・フンミンなど新鋭が躍動した大会でもありました。ベテランと若手がうまくミックスしたチームが決勝まで来たということ。また両チームともチームとして勝ち上がる中でも適度な競争があり、今後の伸びしろを感じさせていたこと。その双方を日本の記者としても重く受け止め、今後の日本代表の強化を厳しく見ていきたいと思います。

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Ian(IP:145.116.19.51)

Thanks for writing such an ea-nnto-usderstayd article on this topic.

2015年3月14日 21:48

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