【英国関西ライター内藤秀明の一言解説】CLベスト16組み合わせ決定。「内田篤人vsロナウド」を占う
2014 12/16 12:40
15日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が行われました。
CL決勝トーナメント1回戦の対戦カードが決定。前回王者レアルは内田のシャルケと激突(フットボールチャンネル)
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が15日、スイスの二ヨンで行われた。前回王者のレアル・マドリーは内田篤人が所属するシャルケ、香川真司のボルシア・ドルトムントはユベントスと対戦することになった。1stレグは来年2月17、18日からスタートする。
英国関西ライター内藤秀明の一言解説
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせが決定しました。個人的に一番気になったのは、「シャルケ(ドイツ)対レアル・マドリー(スペイン)」のカードです。
ウイングまたはトップでプレーするクリスティアーノ・ロナウドの主戦場は左サイド(トップでプレーしていても左サイドに流れる)なので、マッチアップするのは主にシャルケの右サイドバック。つまり、内田篤人となります。現在、世界で最も強力なアタッカーを内田が抑えられるのか。気になるポイントは「ロナウドの一瞬の加速にどう対応するか」ですね。
ロナウドと対面する時の対応ですが、近づき過ぎれば縦に突破されますし、距離をおけばカットインされてミドルを叩き込まれてしまいます。そのため味方とうまく連動して挟んでボールをとらなければなりませんが、90分もあるとどうしても1対1になる局面が出てきてしまいます。その時、内田がどうプレーするのか。非常に楽しみです。
日本のコアなサッカーファンかライトなサッカーファンまで全員が楽しめる、夢のような一戦、そしてマッチアップだと言えそうです。