【川端編集長のニュース一言解説】今年のインターハイは東福岡高校が優勝!
2014 08/09 22:32
山梨県で行われていたインターハイは東福岡高校の優勝で幕を閉じました。
東福岡が逆転勝利で17年ぶりインハイ優勝...延長戦3得点で大津破る(サッカーキング)
山梨県で1週間にわたって開催されたインターハイ男子サッカー競技のファイナルは、大津高校と東福岡高校という九州を代表する名門校同士の対戦となった。強力なウイングプレーヤーを左右に配し、高い技術と強健な肉体を兼ね備える赤い彗星・東福岡は前評判通りに圧倒的な強さを見せての勝ち残り。対する大津は一戦一戦を積み重ねるようにチーム力を蓄え、攻守のまとまりを増してきたチームだった。
かわばた編集長の一言解説
全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)の取材で山梨に行っていました。6日で13試合を取材しましたが、例年ほど暑くもなくて(暑いときは暑いけど!)そこまでしんどくはなかったというのが正直な感想です。3回戦で取材した広島皆実の藤井潔監督は「陽が陰る日が多くて正直助かっています」と仰っていましたが、同感であります。選手たちにとっても幸いでしたね。
35分ハーフ同点即PK戦というレギュレーションも手伝って番狂わせの多い大会なのですが、今回の4強に残った東福岡、大津、前橋育英、青森山田の4校は各ブロックの本命あるいは準本命といった顔ぶれ。優勝した東福岡も戦力的に大本命でしたし、涼しさも手伝ったのか、タレントのいるチームが前評判どおりの実力を発揮する大会だったという印象があります。
会場にはJクラブのスカウト、あるいは年代別日本代表スタッフの姿も多く観られましたが、彼らの目にとまる選手も相応にいたようです。勇敢な飛び出しとシュートストップ能力が光った初芝橋本高校(和歌山)のGK立川小太郎などは、サクセスストーリーがここから始まる予感もしています。前橋育英高校(群馬)のMF鈴木徳真と渡邊凌磨、東福岡高校(福岡)のMF中島賢星、増山朝陽といった大会前からJクラブが熱視線を送っていた選手もそれぞれ実力を発揮。進路は夏から秋に決まるので、彼らの動向にはそれぞれ注目ですね。