かわばた編集長の一言解説

　ピクシー！オレ！

　……という気分には微妙になれないニュースですね。「このタイミングでこういう雑音はやめてくれよな、ピクシー」という率直な気持ちもあり……。

　4年前もそうだったんですが、オファーという段階ではなく、その前段階として「どうっすか、日本代表監督の可能性は？」という感じの“打診”を色々な監督に出しているということだと思います。下手に一本化してしまうと「価格交渉」で不利になるので、「貴方がこの金額で嫌だというなら、あちらに頼みますよ」というポーズを取るという意味もあるわけです。

　ストイコビッチさんもそんな一人……なのかは分かりません。というのも、ストイコビッチには古巣レッドスターなどクラブチームの監督という話もあるようでして、むしろそちらに向けて「日本代表監督のオファーもあるんだけれど、そんな金額でオレと契約できると思ってんの？」とメディアを使って牽制球を投げている可能性もあるわけです。

　原さんは次期監督について焦って決めようとは思っていないでしょう。4年前と同じく短期的に“原ジャパン”になる可能性もあると思います。