【川端編集長のニュース一言解説】日本代表、本田圭佑発案の『卓球大会』で盛り上がる→優勝はあの選手
2014 06/12 08:19
ブラジルW杯に向けてキャンプ地イトゥで調整を続ける日本代表。
その日本代表ですが、本田選手発案の「卓球大会」で親睦を深めたようです。
本田発案の卓球大会で盛り上がったイトゥの夜...優勝は香川(ゲキサカ)
発案者はFW本田圭佑。ラーメンなど中華系のメニューが用意された夕食会場で「みんなで卓球大会をやろう」と提案した。トレーニングパートナーの高校生2人を含めた全25選手が参加。11点先取のトーナメント方式で、優勝はFW香川真司だった。「今ちゃん(今野泰幸)と(川島)永嗣さんもうまかったけど、(香川)真司があんなにうまいとは思わなかった」と西川。決勝の相手はFW大久保嘉人で、「いい勝負だった」という。
ちなみに発案者の本田も「確か2回戦負けだったと思う。そこまで自信はなさそうだったけど、絶対に負けたくないという気持ちは伝わってきた」と冗談交じりに明かした。
かわばた編集長の一言解説
卓球選手に求められるのは、俊敏性、動体視力、反射神経、そして25人のトーナメントということは最大5試合なので、スタミナも重要だったと思われます。もちろん卓球自体のスキルがあればベストですし、正しい技術があればパワーも有効ですが、そこまでの熟練者はいないでしょう。
発案者の本田圭佑は正直に言って弱そうですね。2回戦敗退も納得です。川島永嗣が強かったそうですが、GKは向いている選手が多いと思います。大久保嘉人と香川真司がファイナリストだったというのも納得。二人はまさにこれらの素養を兼ね備えています。
卓球は前回大会でも好評だったレクリエーションですが、勝ち負けに運・不運の要素が大きいので外野が観ていても楽しく盛り上がれますし、おまけに故障のリスクも小さい競技なので、すごく良いと思います。そして、本田の素晴らしいところはこういうときに“お祭り”の音頭を取れるようなリーダーとしての資質ですよね。良い意味で自らピエロ役も買って出られる。初戦に向けて、良い雰囲気になってくれればと思います。