C大阪、前大宮監督の大熊清氏が強化部長に就任 さらに高校生7名が来季加入
2014 12/10 23:07
J2降格が決まったセレッソ大阪は10日、前大宮アルディージャ監督の大熊清氏が強化部長に就任すると発表した。また、勝矢寿延強化部長との契約を満了し、来季の更新をしないことも発表している。
現在C大阪の監督を務める大熊裕司氏の実兄にあたる清氏は、2002年から各年代の代表監督、コーチを務めたのち、2010年9月にFC東京の監督に就任。その後、同クラブのテクニカルディレクターを経て、今年1月からは大宮の監督に就任したものの、8月に退任していた。
50歳の同氏は「このたび、伝統と歴史あるセレッソ大阪で仕事ができることを大変光栄に思います。スポンサー、ファン・サポーターの方々と一丸となって、強く、愛されるクラブになるよう全力で頑張りたいと思います。今後もセレッソ大阪をよろしくお願いします」とクラブを通じてコメントしている。
今季限りでの退任が決まった勝矢強化部長は、1998年にC大阪で現役を引退。その後、育成年代の監督やスカウト総括責任者を務めた後、今シーズンから強化部長に就任。FWディエゴ・フォルランやFWカカウなど、ビッグネームを獲得したがチームは17位と低迷し、来季はJ2で戦うこととなった。
さらにC大阪は同日、U-18C大阪からMF沖野将基、MF阪本将基、MF西本雅崇、DF温井駿斗、MF前川大河の5選手がトップチームに昇格することが内定したと発表。また、三菱養和ユースに所属するDF池田樹雷人、ヴィッセル神戸U-18に所属するMF米澤令衣が来季より加入することも併せて発表されており、計7名の高校生をチームに加えることとなった。なお来季からC大阪では、多くの若手選手に実戦経験を積ませる目的で、セカンドチームを本格的に運営していくことが決まっている。