【カサイ審判批評】ビデオ判定で家本政明主審クラスのナイスジャッジ、鹿島アントラーズPK獲得で決勝進出
2016 12/16 06:54
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今回は審判批評を中心としたWEBマガジン「石井紘人のFootball Referee Journal」からヴィクトール・カサイ主審に関する記事になります。
【無料/カサイ審判批評】ビデオ判定で家本政明主審クラスのナイスジャッジ、鹿島アントラーズPK獲得で決勝進出(石井紘人のFootball Referee Journal)
2016年12月14日更新
前半30分、プレーが切れた所で欧州屈指の主審であるヴィクトール・カサイ主審(参考記事:ビクトル・カサイ主審とは?)が、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の元に向かった。おそらくVARから進言があったのではないか。「PKかどうか微妙なシーンがあった」と。そして、リプレイを見たカッサイ主審は迷わずPKスポットを指す。
FK時に、ボールにプレーできる範囲外で、かつ後ろから西大伍の足をジョン・モスケラが程度は強くなかったものの引っかけていたのだ。
先日行われたチャンピオンシップ(参考記事:【家本政明審判批評】ルールに目を通すだけでレフェリーストレスは減るCS鹿島アントラーズ×浦和レッズ:主審の明瞭な懲戒罰基準と「なぜPKか考えよう」)でもボールにプレーできる範囲外からの不用意なチャレンジがPKになったように、世界でもこういったプレーはファウルとなる。たとえ、激しいコンタクトではなくても。後半にもGK曽ヶ端準へのボールにプレーできる範囲外での競り合いがファウルとなり、アトレティコナシオナルのゴールが取り消しになったことも物語っている。
「石井紘人のFootball Referee Journal」ではこのほかにも下記の記事などを掲載中です。
【無料/連載⑨種をまく指導者:坂本康博のN-S式トレーニング】3-0法政大学「コンタクトプレーは"激しく"ではなく"テクニック"」
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http://www.targma.jp/fbrj/2016/12/05/post6533/