【水戸】グエン・コンフォン選手が『いばらきベトナム交流大使』に就任
2016 03/31 08:40
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今回は水戸ホーリーホックを中心としたWEBマガジン「デイリーホーリーホック」からグエン・コンフォン選手に関する記事になります。
【HHレポート】「グエン・コンフォン選手が『いばらきベトナム交流大使』に就任」 (2016/03/29) ※無料記事(デイリーホーリーホック)
2016年03月29日更新
「茨城とベトナムの架け橋になりたい」
ベトナムの国民的スターであるグエン・コンフォン選手が3月28日、橋本昌茨城県知事を表敬訪問し、茨城県庁内の知事応接室にて「いばらきベトナム交流大使」に任命されました。
近年、主に農業分野で交流がさかんな茨城県とベトナム。コンフォン選手は「今回の就任はとてもうれしく思います。大使として茨城とベトナムの架け橋になりたいです」と喜んでいました。
今後は同大使として、茨城県産品のPR、フォロワー数140万人を超えるコンフォン選手のFacebookや県のSNSを活用した茨城県に関する情報発信などの活動を今年度末まで予定しています。
この日、ベトナム語で「ようこそ茨城へ」と書かれた横断幕を掲げた県庁職員らの歓迎を受けたコンフォン選手は、沼田邦郎社長、渡邉欽也営業部長と共に出席。
ベトナムの国旗や寄贈されたベトナムの芸術品が飾られた知事応接室で、ベトナム向けに制作された茨城県の紹介ビデオを鑑賞。橋本知事から茨城での生活や食事について、怪我の回復具合など質問を受けました。
「コンフォン選手が試合に出ることで、ホーリーホックの成績もよくなると思います。一日も早く試合に出場できるといいですね。ベトナムの国民が茨城を知る大きなチャンスをコンフォン選手が持って来てくれました。より交流が進むように支援をして貰いたいです」と橋本知事はコメントしていました。
母国で高い人気を誇るコンフォン選手が水戸に加入したことで、県のインターネットTV『いばキラTV』はベトナムからのアクセス数が増加中。
日本国内の旅行会社からベトナム人向けの水戸ホーリーホック観戦ツアーの企画についての問い合わせも相次いでいる模様です。
国際課の真木陽水さんは「ベトナムで影響力を持つコンフォン選手に県内の飲食店や酒蔵などで県の特産品を試食、見学していただき、ベトナム語を用いながら県の情報を発信していきたいです」と語っていました。
茨城県は今夏、ベトナムの首都ハノイにあるイオンモール・ロンビエン店に栃木、群馬とともに北関東3県のアンテナショップをオープン。そこでコンフォン選手とのPR企画も予定されています。
コンフォン選手がチームに合流してから、早1ヶ月。
水戸での生活も徐々に慣れ始め、市内を自転車で散策している最中に見つけた千波湖が今一番のお気に入りスポットなのだとか。「偕楽園の梅や牛久大仏も印象的です」とオフは県内の観光も楽しんでいるようです。
肝心のサッカーの方は、練習レポートでお伝えしている通り、パスやシュート練習など全体練習に一部合流し、調整は順調。
おそらく4月上旬には完全合流を果たし、前線のポジション争いに挑むことになるでしょう。
「俊敏なプレーやスピード感溢れるドリブルでたくさんゴールを決めて、チームに貢献したいです」と改めて闘志を燃やしていたコンフォン選手。
ピッチ内外、両方の活躍で水戸、茨城から母国ベトナムまで大いに盛り上げてくれることでしょう!
【写真 米村優子】
(米村優子)
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