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現在ラオスで行われている『AFC U-19選手権予選』とは?(J論編集長・川端暁彦による一言解説)

2015 10/06  11:21

現在ラオスで「AFC U-19選手権予選」が開催中です。
その大会に日本からはU-18日本代表が参加しており現在まで日本代表は2試合を行いました。

[AFC U-19選手権予選]U-18日本代表はターンオーバーで臨んだフィリピン戦を6-0快勝、オーストラリアとの首位決戦へ(ゲキサカ)

10月4日、AFC U-19選手権予選(U-20W杯アジア1次予選)の第2戦が行われ、U-18日本代表はU-18フィリピン代表と対戦。第1戦で先発から外れていた11名でスターティングオーダーを編成する、いわゆるターンオーバーで臨んだ試合を6-0の勝利で飾った。



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【J論編集長・川端暁彦による一言解説】
 AFC U-19選手権はアジアの19歳以下の王者を決めるカップ戦で、FIFA(国際サッカー連盟)の主催する年齢別の世界大会の一つ、U-20W杯のアジア最終予選を兼ねる大会です。現在はアジアの上位4チームに世界大会への出場切符が与えられるルールになっており、つまりベスト4に入れば世界へ行けるという仕組みです。

 ただ、日本は柏木陽介、内田篤人、林彰洋らを擁した2007年大会に出場して以来、4大会連続してアジアのベスト8で敗退するということが続いており、この大会に長く出場できていません。昨年も南野拓実、関根貴大らを擁したチームが準々決勝で北朝鮮に惜敗してしまいました。現在は5大会ぶりの出場を目指し、AFC U-19選手権の前段階に当たる同予選(いわゆる1次予選)を戦っている真っ最中となります。

 4チームのリーグ戦で2試合を終えて、日本はここまで2連勝。同じく2連勝だったオーストラリアと最終戦でぶつかることになりました。予選突破の権利を得られるのは各グループ1位チームと、2位の上位5チーム(全10グループ)ですから、オーストラリアを上回らないことには確実に予選突破とはなりません。ここまで日本とオーストラリアは得点・失点ともに同じでして、確実に上回るには勝つしかない状況ですね。

 選手たちもプレッシャーを感じている様子でしたが、最終予選で勝つことを考えれば一次予選の内にこういう厳しい心理的なプレッシャーを受ける試合を経験できることはポジティブかもしれません。5年後には「U-23」となって東京五輪の主軸を担うことになる選手たちです。難敵・オーストラリアに勝ち切って、自分達の手で未来を切り開いてもらえればと思います。

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