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清水との直接対決を制した松本山雅。TOP15入りに向けて残り4試合どう戦う?(松本のど根性記者・多岐太宿による一言解説)

2015 10/05  09:54

10月3日、J1残留に向けた大一番「松本vs清水」が行われ1-0で松本が勝利しました。

【J1年間順位(10/4現在)】
11位 ヴァンフォーレ甲府 33
12位 ベガルタ仙台 32
13位 ヴィッセル神戸
14位 サガン鳥栖 32
15位 アルビレックス新潟 30
16位 松本山雅FC 27
17位 モンテディオ山形 24
18位 清水エスパルス 21

今回J論では、松本山雅の番記者『松本のど根性記者・多岐太宿』による一言解説を掲載します。

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【松本のど根性記者・多岐太宿による一言解説】
 年間順位16位の松本は、年間順位18位の清水に1-0で勝利。J1残留への可能性を繋げることに成功しました。

 清水戦に勝利するためのポイントは2つ。まず「無失点に抑えること」。松本は今季ここまで6勝を挙げていますが、全て無失点勝利となっています。そして、「先制すること」です。先制点を挙げて清水の焦りを誘えば、精神面で優位に立ち、試合を有利に進めることができます。

 清水を率いる田坂和昭監督は松本のスタイルを良く理解しており、リスタート時の守備は徹底していました。しかし36分、PA手前の位置で杉山浩太がファウル。このチャンスでキッカーの岩上祐三は見事直接FKを決めて先制点を奪いましたが、杉山がファウルで止めたのは前田直輝でした。

 前田の得意プレーはドリブルで勝負すること。また左サイドから中央へ切り込みながらのシュートは精度も高く、あの位置では危険な存在。それを恐れた清水の守備が結果的に失点に繋がりました。

 その後清水も攻勢を仕掛けますが、1点ビハインドの焦りもあってチョン・テセ目掛けてのロングボール一辺倒。パスを繋ぐ、あるいはドリブルで仕掛けるなどのバリエーションがなく、単調な攻撃に終始した清水は最後までゴールネットを揺らせませんでした。もちろん要所を抑えた松本守備陣の奮闘もあったのですが。

 15位新潟と14位鳥栖がそれぞれ引き分け、両チームとの勝点差を2縮めることができました。そして松本はこの両チームとの直接対決を控えています。俗に言う"勝点6の価値がある試合"ですが、まず重要なのは次節の新潟戦。アウェイに乗り込む形になりますが、新潟はナビスコ杯と天皇杯を並行して戦っており、体力的には有利な状況。

 吹く風は悪くありません。松本はこの天の恵みを生かせるのか――。

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残り4試合どう戦うという事への答えはどこに?

2015年10月 5日 10:37

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