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浦和レッズ 試合後の選手コメント『逆転されて1点を追う展開が続いて、最後に追い付いたことは前向きに捉えたい』(阿部勇樹)+西川+槙野+武藤+永田+橋本 J1【柏vs浦和】

2015 06/04  08:35

2015年6月3日(水)19:03KICKOFF/日立柏サッカー場/12,620人
柏 3-3 浦和
得点者:1' 梅崎 司(浦和)/6' 工藤 壮人(柏)/38' レアンドロ(柏)/68' 槙野 智章(浦和)/78' レアンドロ(柏)/90+1' 武藤 雄樹(浦和)

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○西川周作
「1失点目は自分のミスからだったし、今日は非常にみんなに助けてもらったと思っている。失点した後の立ち居振る舞いといい、良い雰囲気でやれているので、残り時間もあったし、落ち着いてやろうと話しながらこういう試合でも追い付けたことはいまのチーム状態を表しているのかなと思う」

Q:個人的にはリズムに乗り切れなかったのでしょうか?
「今日に関して言うと、試合に入れなかったというか、良いところがまったく出なかったという試合になった。こういう試合をしてしまったことを受け止めながら、良い経験になったし、次に同じシチュエーションになったときには良いプレーができると思う」

Q:先制点を取れましたが、試合にうまく入れなかったということなのでしょうか?
「鳥栖戦の反省点として全部蹴ってしまったのでつなごうということと、相手が前からプレッシャーに来ていてもつなげるのが浦和の良さでもある。恐れていてはサッカーが楽しくないので、ミスをしてもトライし続けることが大事で、ミスを恐れてはいけない。これを良い経験として次につなげていきたい」

Q:1失点目はつなぐことにトライした結果だと思います。2失点目は?
「2失点目に関しては、正面のボールがブレている中でキャッチできると思ってキャッチにいった。スリッピーなピッチやボールのブレなどの判断から取りにいったことはトライした結果なので、ネガティブには考えていない。でも失点につながったことはみんなに迷惑をかけてしまったかなと思う」

Q:新加入選手も活躍している中で、去年の悔しさをうまく伝えられていることも関係しているのでしょうか?
「新しく入った選手がどれだけ活躍するかでチームの状況は変わってくる。大事なことでもあるので、いた選手がサポートしていければチーム状態は良くなっていくし、いまは誰が出ても良い状況。練習からとても良い練習ができているので、それが試合に出ているのかなと思う」

Q:今日の試合は落ち着きがない感じに見えたのですが......。
「うまく試合に入れなかったことと、失点後の切り替えをしながら防げる失点を防げなかったことが自分の反省点。これも一つの経験。僕は普通のGKがやらないことにトライしようとしているので、こうやって失点してしまったことを次に生かさないといけない」

○阿部勇樹
Q:前半はなかなか落ち着かせられなかったようですが?
「運良く大ピンチから先に点を決めることができて、入ってあとに今までどおり落ち着かないといけなかったけど、追い付かれてしまった。相手が結構回してくるのは分かっていたし、僕たちがボールを持ったときのカウンターでレアンドロがキープしてクリスティアーノが前に出て行くことはほかの試合でも見ていた。ボール保持の時間帯も長くなると思ったけど、逆に相手が持ったときの奪いどころで、今までのように高い位置から奪うことは少ししかなかったかなと」

Q:相手も球際で激しく来ていました。
「ルーズボールをどちらが取るか、という局面で相手のリズムのときは相手に拾われていたと思う。逆に拾ったときは自分たちのペースだし、セカンドボールを狙っていた。どっちが取れるかという戦いだった。もっとうまく賢く、やれたと思うし、レイソルと対戦して良い課題というか相手が注意を与えてくれたと思う。同じことを繰り返さないようにやっていかないと。完璧な試合ができればいいけど、課題が出た試合でそこから前進していけるかが大事だと思う。逆転されて1点を追う展開が続いて、最後に追い付いたことは前向きに捉えたい。もちろん勝ち点3が良かったけど、勝ち点1を取れたことは前向きに考えたい。3失点してしまったので、もっとうまくできたと思うし、チームとして反省していきたい。それをここまでずっとやってきて次の試合で結果を出してきた。切り替えてやっていきたい」

Q:逆転されても追い付けるという自信はあったのですか?
「それはあったし、これまでもそうやって戦ってきた。良くない時間帯があってもチャンスが来ると思っていた。これまでと同じ気持ちや雰囲気でやれた。勝てれば良かったけど、ファーストステージはまだ試合があるし、チームが良くなるために見つめ直す良いきっかけになるゲームなんじゃないか」

Q:こういう試合で追い付けたことに成長を感じますか?
「成長を感じる。チャンスはあったと思う。あえてさらに欲を言えば勝っていかないといけない。まだファーストステージも残り試合があって、ナビスコカップもあって、セカンドステージもある。そっちにつながるように、今日の結果が一つの成果として出せると良いのかなと思う」

○槙野智章
「試合内容を見ると、不満の残る内容だったが、それよりも結果がすべてなので勝ち点1を取れたことは評価できるのかなと思う」

Q:リーグ戦初ゴールについて。
「ゴールを取りたいという欲はあったけど、今季は失点をゼロに抑えることに重きを置いて戦ってきた。タイミング良く上がることとセットプレーで存在感を出したいとは思っていた。勝ち点1を取れたことは良かった」

Q:守備陣として3失点をどのように振り返りますか?
「非常にもったいない失点が続いたこと、もたついたことでゴール前のミスが失点につながったことは反省しないといけない。ウチのチームの良さは試合で起きた問題を次の試合で改善して良い結果を出せることだと思っている」

Q:終盤にゴール前へ攻め上がる場面がありました。
「2-3で負けていたので、リスクをかける時間帯とリスクをかけない時間帯と、メリハリを持ってプレーするようにしていた。最後のプレーは相手が嫌がるプレー、危険なところに走ることができた。武藤選手が非常に良いゴールを決めてくれたが、良い入り、走りができたと思う」

Q:J1での開幕からの無敗記録が続いています。
「選手が口々に話しているのは、記録は興味がないし、記録のために僕たちは戦っていないということ。優勝、タイトルのために戦っている。もちろん、結果が付いてくることで記録も付いてくるが、僕たちが最後に手にしたいものはタイトル。僕たちは2014年、昨季の悔しさを踏まえて今季に臨んでいるので、ファーストステージを獲れればなと思う」

Q:タイトルが見えてきたと思います。
「今日の試合でもチームとして良いところと悪いところが出たと思うので、時間がない中でも改善し、良い結果が出るように頑張りたいと思う」

Q:代表に選ばれたときの心境は?
「浦和は浦和だし、代表は代表。代表という素晴らしい舞台に呼んでいただけるのは、このチームの監督、選手と一緒にプレーした結果の評価だと思う。みんなに感謝しつつ、代表に入ったときは誇りを持ったプレーをしていきたい」

Q:次節に向けてあらためて意気込みを。
「勝ちます! それだけです」

Q:最短で7日に優勝が決まります。
「目の前の試合で結果を出すこと。それに尽きると思います」

○武藤雄樹
Q:ご自身のプレーはいかがでしたか?
「最後にゴールを決めることができて、追い付いて良かったなと思う一方で先に点を取ったので試合運びに課題が残ったなと思っている」

Q:課題はどういったことでしょうか?
「僕たちが先制したので、落ち着いて試合を運べれば良かったけど、自分たちのミスから失点をしてしまったので少しもったいなかったのかなと思う」

Q:今日は足をつる選手も多かったです。
「連戦ということもあったし、疲労が見えた部分もあると思う。それでつる状況が出てしまった。次は中3日あるので、そういうことがないようにみんなでリカバーして準備をしていきたいと思う」

Q:これで4試合連続ゴールとなりました。
「ゴールを決めていることで自信を持ってできているし、ただ自分のゴールにこだわり過ぎずに、チームの勝利が一番だと思ってプレーしている。僕はゴールを狙うポジションにいるので、次の試合でゴールを決めてチームが勝てればいいと思う」

Q:いよいよタイトルが見えてきたと思います。
「次に勝って優勝を決めるというよりも、ファーストステージ残り3試合できっちりと勝ち点3を取ることを考えて戦いたいと思う。次の試合はホームなので良い試合を見せたい」

Q:レジェンドたちの連続ゴール記録に並びました。
「4戦連発で並べたと思うけど、その選手たちはほかのことですごくチームに貢献してきた。僕はレジェンドになった気持ちはないし、これからもタイトルを獲るために活躍したいと思う」

Q:これからタイトルに向けてどんなプレーを見せたいですか?
「浦和のサッカーは結果の部分だけでなく、内容の部分も見られると思うので、ミシャのサッカーを理解してプレーしたいし、ゴールを狙いながらチームに貢献していきたい」

Q:得点王も見えてきたのでは?
「僕の上にはまだまだたくさん点を取っている選手もいる。これから積み重ねて近付いていけたらいいと思う」

○永田充
「早い時間帯に先制点を取っても追い付かれてしまったし、3失点目は非常に残念な形でチームに申し訳なかったと思う」

Q:あのファーストタッチの場面は?
「ファーストタッチに関してはさすがに焦ったし、ヤバイと思った。でも前半に関してはスムーズに入れた感じはあるし、フィードも何本か通せた。失点はいただけないけど、それ以外はバランスも取れていたし、僕としてはそんなに悪くは出来ではなかったと思う」

○橋本和
「ほんまにレイソルの選手はうまい人ばかりいることは分かっているので、できることは精一杯やろうと思っていた」

Q:出たあとすぐに左足のクロスでチャンスを演出した場面もありましたが?
「武藤のフリーランは見えていたので、強めのボールで遠目に蹴れば通ると思って通した」

Q:レアンドロをブロックした場面もありました。
「レアンドロも相当うまいと思っているので、あの場面はシュートブロックをするところだけど、切り返すかなと思って左足を残していたら、切り返してきた。たまたまレアンドロとやっていたことが生きたと思う」

Q:日立台でやることは緊張しましたか?
「思った以上に緊張はしなかった。向こうがリードされていて、イケイケの雰囲気になったけど、僕にとってはまだ自分が応援されているような気分になるような、まだ覚えている応援歌だったので、そんなにプレッシャーに感じずにやれたと思う」

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