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J1【浦和vs横浜FM】浦和レッズ 試合後の選手コメント『昨年からヘディングで1点は取りたいという目標を立てていたので、決まって良かった』(梅崎 司)+柏木・ズラタン・宇賀神・阿部・那須

2015 04/19  07:41

4月18日(土)17:04KICKOFF/埼玉スタジアム2002/33,793人
浦和レッズ 2-1 横浜F・マリノス
得点者:34' 伊藤 翔(横浜FM)/42' 武藤 雄樹(浦和)/45+1' 梅崎 司(浦和)

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○柏木 陽介
Q:得点シーンを振り返って。
「イメージを共有して点を取れたことが大きい。2点目のように人数をかければ何かが起こるし、相手がデカければ、速いクロスを上げる。試合前から話していたことが形になって良かったかなと」

Q:リードして試合を終わらせるまで結構長い時間がありましたが?
「しんどいけど、慌てることなくつなぎながらやろうと話していた。後半は良いテンポで回せた。逆に『なんで3点目を取れなかったかな?』というぐらい」

Q:相手のパワープレーへの対応について。
「イヤだけど落ち着いてプレーできた。昨季までならばやられていたかもしれない。取られたあとの球際もしっかりと行けたし、球際の争いで負けなかった。やっていて負ける気はしなかった。個人としては、後半はあまりボール回しに参加せずに、前と絡む場面が多かったと思う。セカンドボールを、前を向いて拾えたからスルーパスも出せている。わりと良い選択肢でプレーができている。触らなくてもチームが回ればそれでいいわけだし」

Q:中2日でACLです。
「どう監督が考えているか分からない。誰が出るか分からない。(グループステージ突破への)可能性があるから全力で戦う。逆に早く試合がしたい。フィジカルの強い選手と試合が楽しみ」

○ズラタン
Q:試合内容も良かったのでは?
「非常に内容の良い試合で、先制されたにもかかわらずオーガナイズして取り戻せたことは大きかった。チームとして2つのゴールを決められたことも大きい。後半のほうがチャンスは作れたし、最後の精度を欠いたのであと一歩だったと思う。非常に大きな勝ち点3だった。ただ喜んでいる暇はない。次に切り替えていきたい」

Q:チームコンセプトを守りながら、自身の特長を発揮するための落としどころを見付けたような印象を受けるのですが、ご自身はどう思っていますか?
「日に日に良くなっていると思う。新たな挑戦をする中で自分が動きたいように動けないこともあった。最初は自分の特徴である動きができなかったり、チームのやり方に縛られたりはあったかもしれない。いまはピッチの上で自分自身の特長を発揮できるようになってきた。新たな組織の下で心地よくやれている」

Q:相手CBは体の強いタイプの選手でした。
「非常に良いDFだった。良いパスやオフ・ザ・ボールの動き出しをすることで対応し切れない部分もある。自分自身の役割を果たしていると思える。ベストを尽くしてやれていると思う」

Q:その意味では前節のゴールが大きかったのでしょうか?
「新加入の選手にとってひとつめのゴールは大きな意味をもたらす。今日の試合で武藤が決めてくれるのはうれしい。仲間がスッキリした気分になれるのはうれしい。ホームでファーストゴールを決めることに向けて頑張りたい。武藤の結果もあってうれしい結果になった」

○梅崎 司
Q:結果にこだわっている中でようやく決めました。
「点を取れたことで余裕を持ってプレーできる。ゴールを狙っていたけど、周りを見ながらプレーの判断をしようと意識していた。それが逆に良かったのかもしれない」

Q:ヘディングのゴールも珍しいですね。
「初めてです(笑)。昨年からヘディングで1点は取りたいという目標を立てていたので、難しくはないヘディングが決まって良かった。過去11年間ヘディングでのゴールはゼロ。昨年からゴールのバリエーションを増やすために取り組んできたことなので、それが結果につながって良かった」

Q:相手はシャドーに激しいマークを付けてきました。
「立ち上がりはわりとルーズだった中で、僕にボールが入って良い立ち上がりになった。ただ次第に僕をケアするようになってきて、ミスからリズムを崩し始める中で失点をしてしまった。でもそのあとも我慢しながら、武藤の個人技で取れたことは大きかった。そのあとも逆転できたことはポジティブに捉えていいと思う」

Q:前半で追い付いて勝ち越せたことは大きかったですね。
「前からのプレッシャーがうまくいっていたと思うし、何度かかわされてミスをしてカウンターを受けるシーンはあったけど、特に後半は守備の切り替えもパーフェクトに近くて、やられる気はしなかった」

Q:前半の攻撃で意識していたことは?
「スペースもなかったし、相手はコンパクトな守備をしてきたからどこに動き出そうかと考えていた。その中で後ろからボールを運ぶことが大事になってくる。それもうまくできた。悪いときに変化を加えることができればもっと良くなるのでは。前の試合よりは関係性がよくできていた。もっと意識して向上させたい」

Q:得点シーンで関根選手からあのようなボールが来ると思っていましたか?
「準備はしていた。シュートを打つかなという流れだったんだけど、関根がよく見てくれた。半分ぐらいは関根のゴールなんじゃないか。ヘディングの場面は基本に忠実に叩こうと思っていた。入って良かった」

Q:流れの中で点が取れたことも大きかったのでは?
「遅攻で点を取ったり、カウンターで取ったりしてバリエーションを増やせれば、攻撃も抜け目がなくなると思う」

Q:相手の人数がそろっている中でも取れたことも大きいのでは?
「相手もブロックを作っている中でゴールに結び付けたことは大きい。個人の力を融合させながら点を取れるようにやっていきたい」

Q:次はなかなか結果が出ていないACLです。
「勝たないといけない状況でも、バランスを取りながら勝ちを目指してやっていきたい。連戦になってもその準備はしているし、試合に向けて頭を切り替えて臨みたい」

○宇賀神 友弥
Q:コンビネーションで点が取れるようになってきました。
「コンビネーションのことはずっと言われてきたし、新しい選手もいる中でミシャのサッカーは簡単にはいかないぞということも分かったと思う。次第にコンビネーションで点を取り出したことは良かった。手ごたえはある」

Q:武藤選手の順応ぶりについてはどう思っていますか?
「アイツが思っている以上に順応できていると僕は思っている。武藤を誘っていた中で、こんなに早くから試合に出られるとは思っていなかった。誘った自分もそう思っていなかった。ただキャンプの一番最初から武藤は順応できていた。早く結果を欲しかっただろうし、左サイドのコンビネーションの手ごたえは良かった。3人の連係が良かったから勝てたのかなと思う」

Q:試合の中でコンビネーションが合ってきたのでしょうか?
「ミシャのサッカーは練習で反復して、それをピッチの中でどうやって出せるかにかかっている。積み重ねてきたものをピッチの中で思い切って表現しながら、帳尻を合わせていくことで、コンビネーションが合っていくと思う」

Q:試合が終わったあとは突っ伏していましたが?
「マリノスは運動量でリーグ1位、2位をキープしているチームだったので、キツかったし、何度も心が折れそうになったけど、90分走り切って勝つことは充実感がある。充実感を味わいながらもキツかった。それが正直な感想です」

○阿部 勇樹
Q:試合を振り返って。
「前半のうちに逆転してくれたので、リードしている展開で戦えたことは良かった。次の1点をどっちが取るかで展開が変わっていたと思う。攻撃的な選手が多い中で攻めている中でのリスクは言ってきた。バランスを見ながらやれれば良かった」

Q:相手のパワープレーについて。
「サイドからのロングボールではなく、真ん中からのロングボールが多く、ゴールから外れたボールが多かった。カバーリングとセカンドボールを拾えればと思っていた。高さもあるのでセットプレーは問題。最後は矢島選手も入って前線の高さを生かすのは考えられること。後ろの選手はヘディングが強い選手がいるので信頼している。こぼれ球をどれだけ拾って、カウンターを狙える場面は狙うというやり方がハッキリしていたと思う」

Q:前線の選手に2つのゴールが生まれたことも大きかったのでは?
「もっと良くなる部分はあると思うし、そういった試合を続けていくことが大事。練習でも良い部分は多く見せられていて、試合でも表現できている。相手が来ている中でも縦パスを入れてやっていくということはいいことだし、横ばかり逃げていては怖くない。どこかで縦パスを入れたり、ワンタッチのほうが守備しづらい。距離感や精度を上げていければ、相手が来ていても守りづらいと思う。相手がどういう対策をしてくるか分からないけど、何か対策を立ててくることも分かっている。そこをどう裏をかいていくか。精度を上げること、パススピードを上げることなど、相手が嫌がることをやっていきたい」

Q:ACLでは突破の可能性を懸けた試合となります。
「相手も国内リーグを勝っていると聞いた。大事な試合は続くし、簡単な相手はいない。一戦一戦勝利しか目指していない。次の試合は勝利以外の結果で終わってしまう。しっかり勝って、次のリーグの名古屋戦につなげる意味でも、火曜日の水原三星戦は全力を出して戦いたい」

○那須 大亮
「前半はやっぱりボールを持てる時間帯が長くて、ミスからカウンターが多く相手もそれを狙っていたから、良い形でビルドアップをできれば良かった。でも後半はそれを修正できて、球離れも良くなった。前半に追い付いて逆転できたことは大きかったし、1失点したあとに我慢できたことも大きかったと思う」

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