【柏レイソル】ACLプレーオフ柏vsチョンブリ 吉田達磨監督の試合終了後コメント『集中力の問題でないです。戦術的な問題です』-1914文字-
2015 02/18 22:24
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今回は柏レイソルを中心としたWEBマガジン「柏フットボールジャーナル」からACLプレーオフ柏vsチョンブリ吉田達磨監督の試合終了後コメントになります。
【ACLプレーオフ 柏 vs チョンブリ 監督会見】 吉田達磨監督の試合終了後コメント -1914文字- (2015/02/17)(柏フットボールジャーナル)
吉田達磨監督
「まず、とてもハードな、予想していたような展開といいますか、我々がスペースを突いて攻めて、その攻め込んで空いたスペースに相手が攻め込んでくる。予想通りの試合展開、失点までは予想していませんでしたけど、予想していた、選手と話していた展開でした。だから1つ勝ち切れたということは、我々が初めてのゲームですので、勝って次に進めることは意味のあるゲームだったと思います」
―この時期に公式戦、しかもACLの出場権の懸かった試合、コンディションを保つのが大変だったと思いますが、どのように考えて進めていたんですか?
「約4週間、本来ならもう2週は欲しいところなんですけど、これは日程が決まっていたことですし、2チームの選手の戦いなので、休みを取らなければいけない。今日の試合を終えてからもたくさんの試合をこなしていかなければいけない。その全てのバランスを考えて、どう4週で仕上げるか。ゆっくり作って、体を起して、温めて、そこからサッカーをしていくという時間はなかったですから、初めから戦うというトレーニングをすることを選手たちに伝えていきました」
―延長に入るまで交代のカードを2枚残していましたけど、その意図は。また、初めての公式戦での采配になりましたが、感想は?
「交代枠を2枚残したのは、展開自体はもうひと押しという展開が続いていました。何人か疲れの見えている選手も出始めていましたけど、まだこのメンバーで続けた方がいいと思いました。ゴールチャンスを作られていない、ゴールチャンスを作られているのであれば、交代をしようと思っていましたけど、フレッシュな選手を入れて流れを継続できないケースもありますから、ゴールに近づいている流れの中で、替えた方がいいんじゃないかというのはよぎらず、延長も30分ありますから、我々は90分戦った経験自体も少ないですから、30分延長があるということ、残りの10分ぐらいには30分の延長を戦うということを頭に入れました。試合を見れば見るほど、未体験ゾーンですけど、我々がボールを持っている以上は、試合が伸びれば伸びるほど、不利ではないということがありましたので、最後の方はあえて残しておこうと思ってそうしました。采配の感想は特になんとも思わないです」
―嬉しいよりはホッとしていますか?
「嬉しいよりホッとしていますね」
―これで本戦に入れるわけですが、本戦に向けてどう考えていますか?
「大きな目的を達成できたので、この準備をしている最中から、韓国に行くことは先のプランとして持っていました。まずはチョンブリ戦に合わせなければいけないですけど、監督としてその先の全北戦は視野に入れています。スカウティングの方が今のところうまく進んでいないのが正直なところで、明確なイメージは韓国に行って試合をするのは明らかですし、まずは気持ちの切り替えですね、次も勝たなければいけない試合ですけど、負けたら終わるという試合とは意味合いが変わるので、気持ちの整理をつけて、韓国に行ければと思います」
―よくボールが回っていたと思いますが、失点シーンと、決定機を外すという課題の見える試合だったと思います。
「おっしゃり通りで、明確に課題は誰が見ても課題であると思います。想定していた相手の攻めの中でやられたのは、改善しなければいけない問題だと思います」
―集中力の問題ですか?
「いえ、集中力の問題でないです。戦術的な問題です」
―あれだけチャンスを作って決められないというのはチーム作りのプロセスの中で、どのように捉えていますか?
「ゴールを決めないと試合が終わらないというのは、今日は2回選手に伝えました。ネットを揺らさないことには試合は終わりませんから、もう少し落ち着かなければいけないですし、ゴールチャンスを作れること自体は前を向ける要素だと思いますし、ただ、終わらないですから、言ったらシュート練習をしたからゴールが入る話しではないですが、どうしてもチームを作るというところでは、シュートを打つということは後回しになって、そのへんは落ち着けるような状況になると思っています」
―クリスティアーノ選手についてお聞きしたいんですが。
「クリスに関して言えば、今日はとてもよくプレーしくれたと思います。これまでのクリスを見ていますし、今日は一番チームにフィットしていました。彼に関しては前向きですし、彼も今日は少し手応えを感じていると思います。シュートを外しまくりましたけど、外すところまではそんなに組織の中で消えることも少なかったので、ゴール前に顔を出して、右足を振ったのは良い要素だと思います」
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