【川端編集長のニュース一言解説】『長友2世』明大・室屋がU-21手倉森ジャパンに招集か?
2014 08/03 07:38
明治大学・室屋選手がU-21手倉森ジャパンに招集されるのでは?と報道されています。
【U21】手倉森監督、"長友2世"室屋を大学生で初招集!(スポーツ報知)
手倉森誠監督(46)率いるU―21代表に"隠し玉"がいた。仁川アジア大会を見据えた福岡合宿に明大2年の室屋が招集される。チームは16年リオ五輪を目指し、今年1月のU―22アジア選手権(オマーン)で発足。3月と6月にも国内合宿を行ったが、メンバーは全員Jリーガーで、大学生の招集は初となる。
かわばた編集長の一言解説
以前の一言解説「9/14から行われるアジア大会に臨むU-21手倉森ジャパンについて徹底解説」でも触れましたが、アジア競技大会に向けた大学生の登用は既定路線です。同大会がJリーグ開催期間中に行われるために、選手がそろわないことが予想されるためです(ちなみに、山中亮輔は急なコンバートで左サイドバックとして使われたわけではなく、U-19代表時代から一貫してその位置で使われてきた選手ですが……)。
白羽の矢が立ったとされている明治大DF室屋成は左右両サイドをこなせるサイドバックですね。その意味では単に明治大という繋がりだけでない「長友っぽさ」はあるのかもしれません。自らボールを運んでいく馬力とスピードがあって、シュートも持っている攻撃的な選手です。
青森山田高校の出身で、同校の2年生だったときにはU-17W杯にも出場しています。このときも左右のサイドバックを兼任する選手として奮闘し、ベスト8進出に貢献しました。この代表でチームメイトだった南野拓実とは小学生時代にゼッセル熊取FCというクラブで一緒にプレーしていた仲です。今後は手倉森ジャパンというチームで左サイドのコンビを組むこともあるかもしれませんね。とりあえず、アジア競技大会に南野が参加することはないと思うので、あくまでその先の話となりますが。