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浦和レッズで秘密兵器だったDFサントスが加入した関東2部『エスペランサ』とは?

浦和退団からブラジルU-20代表に成長、出場はしていませんが北京世代。

関東2部、横浜がホームのエスペランサSCに新外国人選手、サントスが加入しました。みなさん、特にレッズサポのみなさん覚えていますか? あの、サントスです。

◆サントス 1987年3月31日生まれ、ブラジル・バイーア州出身の30歳。ブラジルから関東一高への留学で初来日。05年に浦和に入団したが、公式戦の出場はなく1年で退団。帰国し名門クルゼイロに加入しブラジルU-20代表にも選出。その後はポルトガルの名門ポルトや、今夏FC東京から元日本代表U-23代表FW中島翔哉が加入したポルティモネンセなどでプレー。ポジションはDF。1メートル83、78キロ

(スポニチアネックス)

浦和退団からブラジルU-20代表に成長、出場はしていませんが北京世代。そして在籍した名門ポルトは、モウリーニョ政権の後、フッキ在籍の前の時代になります。

30歳になった彼が日本に、しかも関東2部にやってきました。このエスペランサとはどんなチームなんでしょうか?


関東2部のチームがアルゼンチン遠征をしています。


さらにはユースのOBがペルーでプロデビュー。つまりユースに外国人が在籍していたことになります。南米とのつながりは、監督兼代表の出身地が関係しているようです。

希望の始まり

エスペランサ・スポーツクラブは、元アルゼンチン代表で敬虔な クリスチャンであるホルヘ・アルベルト・オルテガ監督が、 日本の青少年の自殺率が高いことに心を痛め、スポーツを通じて日本 の子どもたちを助けたいと来日。 サッカーを通じて子どもたちに 希望、目標を与えるために『エスペランサ(スペイン語で希望)』の活動が始まりました。 「プロ選手である前に、プロの人間であれ」の信念のもと、指導者自身が生き方や姿勢を模範として示しながら、実践を通して人格教育が行われています。

エスペランサ・スポーツクラブ・オフィシャルサイト

このエスペランサ、なんとYouTubeで試合の生配信をしています。


アルゼンチンのフィロソフィーを持ち、動画配信も積極的なエスペランサ。

今、地域リーグから新たな風が吹いています。


ちなみにチームカラーはアルゼンチンらしく、ボカ・ジュニオルズと同じブルー&イエローです。