西村を獲れ,VARが更に詳しくなる→『今週の清水英斗おすすめ3本』(10/1~)

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西村を獲れ,VARが更に詳しくなる→『今週の清水英斗おすすめ3本』(10/1~)J論プレミアム

タグマ!サッカーパック』ユーザーに向けて、サッカーパック対象コンテンツをご案内するコーナーが復活。9月はサッカーライター「清水英斗」さんが毎週「これは!」と思った記事をおすすめとして紹介いきます。
※コンテンツ対象期間:9月23日~9月30日



強化の仕事は一般企業の「人事」に似ている? 西村卓朗(水戸ホーリーホック強化部長)<1/2>(宇都宮徹壱WM)

聡明なインタビューだった。

現役を退いたら、指導者の道へ。それは王道ではあるけれど、他の道もある。札幌の野々村芳和社長もすばらしい仕事をしているし、この西村氏もそう。元Jリーガーがこうやってクラブの重職につき、手腕を発揮している事実には、何というか......すごくワクワクする。これが当たり前になってほしい。

スカウティングやデータ分析、グローバル化など、現場をサポートする技術や環境が高度化する現代において、チーム(現場)と運営スタッフをつなぐ役割は、とても、とても重要になっている。今後、西村氏のような人物を確保できないサッカークラブは、例外なく廃れると思う。

もし、自分のクラブの強化、スカウティングがあまりにも下手で、途方に暮れているサポーターがいれば、「選手を獲れ」「監督を獲れ」と叫ぶよりも、「西村を獲れ!」と叫ぶほうが、本当の強化につながるかもしれない。

JリーグのVARビデオアシスタントレフェリーは2名で画面の数と運用は?「VARはベストの判定ではなく、9割がミスと思うジャッジのみ介入」【レフェリーブリーフィング前編:審判批評】(石井紘人のFootball Referee Journal)

別の仕事と重なったため、私は参加できなかったが、「第4回レフェリーブリーフィング」の内容が広くまとまっており、勉強になった。

このブリーフィングでは、「この場面はファウルだと思いますか?」といった問いかけが、メディアに対してよく行われている。審判委員会から一方通行の説明を行うのではなく、それぞれに主体的な判定の理解を促そうとしているのだろう。それはサッカーという競技の特性において、適したやり方だと思う。

そして、今回はそのやり方を「VARはベストの判定ではなく、(みなさんの)9割がミスと思うジャッジのみ介入します」という運用を説明するために使われている。この記事では、その様子がわかりやすくまとまっており、参考になった。

VARをある程度理解している人も、面白く読めるのではないか。

これはジャイアントキリングではない。浦和、Honda FCの軍門に下る【島崎英純】2019天皇杯4回戦・Honda FC戦レビュー(浦研プラス)

試合は観ていないが、浦和が天皇杯でまさかの敗退を喫した試合内容が、詳細に書かれており、参考になった。ジャイアントキリングと言えば、小さなクラブが虎の子の得点を守り切って勝つ、という一般的なイメージはあるが、この試合は「そうではない」と島崎氏はバッサリ。

浦和のハーフレーン問題について、鳥栖戦を観る限りは、途中から長澤和輝がスペースを消し、守備を修正していた。だから鳥栖のハーフレーン攻めは、徐々に詰まったが、しかし、後半になると豊田陽平が投入され、鳥栖はハーフレーンを捨て、ワイドからのクロス押しへ。それによって浦和は決壊し、2-0から2-2に追いつかれている。

浦和は守備の応用力に乏しい。というか、その応用力を必要とする戦い方自体に慣れていない。チーム強化に芯がなく、フラフラしている現状では当然の結果だろう。その意味でも、これはジャイアントキリングではなかったようだ。

清水 英斗

サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『日本サッカーを強くする観戦力』、『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』、『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。


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