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【川崎】田坂祐介が語る、釣りとフロンターレのイズム

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【#オフログ】田坂祐介が語る、釣りとフロンターレのイズム川崎フットボールアディクト

川崎フロンターレと田坂祐介のツィッターアカウントにて、釣り部に新加入選手が入るかもしれない、という話題が出ていた。

ということで、車屋紳太郎と森谷賢太郎に、釣り部についてそれぞれに話を聞いた。

契約間近かと言われていた車屋は釣り部への加入を否定。理由は「サカナが触れないので」とのこと。それは仕方ない(笑)。

田坂部長に有望株と言われた森谷に話を聞くと、意外な事実を教えてくれた。

「実は大学時代に釣りをやってたんですよね。結構沼とかがあったので。でも道具とかは後輩にすべてあげました」とのこと。また入部しない理由の一つとして「やり始めたらキリがないですよね(笑)」とも話していた。いざ始めると道具を買い揃えてしまう未来が見えているというのも入部を見送る一因と話していた。


二人の加入断念の意志を伝え聞いた田坂部長。

「釣りは忍耐が必要なのでね」と一言。深い。

そんな田坂部長に車屋の理由を話したところ「えっ、そこですか」としばし絶句すると「そういえば餌も付けてもらってたしなぁ」とこぼしていた。

ちなみに新入部員が入ってこないと嘆くのは登里享平だ。


「オレを超えるやつが出てこないんですよね。刺激がないんですよ」とノボリ。

この件について田坂部長に聞いたところ「ノボリは(去年の冬の)琵琶湖で結果を出してますからね」と苦笑い。ただし「向上心を持っていかないと上達はしないんで」とピシャリ。

「ノボリに関して言えば、プロセスよりも結果が先に来たんですが、一つ一つの精度にもこだわってほしいですね、部長としては。それはサッカーと同じですよ。細かいところからこだわっていかないと、崩せないので。サカナの牙城は崩せないので」

途中から脱線気味になると、田坂部長は言葉を畳み掛ける。

「フロンターレイズムに通じるものですよ。チャンピオンぶったらダメです。我々は常にチャレンジャーなんで」

釣りの話だったはずなのに、いつの間にかサッカーの話になっていた。

釣りは深い、ということで。

(取材・文・写真/江藤高志)

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