共通点は愛していること。全サポーターと全番記者がひとつになる【J番記者による大忘年会2017~タグ祭り!~レポート】

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2017年の主役が鏡割りをする。悲願の初優勝を達成した川崎Fの番記者、江藤高志 (川崎フットボールアディクト)さんは、あの風呂桶も持っていた。川崎F優勝するまではと禁酒をしていた番記者が、日本酒を片手に乾杯の音頭を取る。そして、超満員の色とりどりのユニフォームのサポーターたちがグラスを掲げていた。12月18日、渋谷ロフト9にて『J番記者による大忘年会2017タグ祭り!』が始まった。進行を務めるMCタツさんは、のど飴をそっとテーブルに置いていた。

▼Jを愛する番記者たち

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川崎Fのみならず、すべてのサポーターから祝福された江藤さんは、「不思議なんですよね。僕、選手じゃないのに」と言いながらも「すべてが優勝のひと言で許される、優勝したからさ、みたいな。やっぱり気持ちいいですね」と酒が進む。そしてもうひとつの優勝クラブ、ACLを制覇した浦和からは河合貴子(浦レポ)さんと轡田哲朗(浦レポ)さんも登場。UAEから戻ってきたばかりの轡田さんによる、どこよりも早いCWC現地レポートが開始。河合さんは「レッズのサポーターがいれば川崎Fのサポーターもいらっしゃって、そうかと思うとJ2のサポーターさんもいらっしゃるんで、逆にこっちからインタビューしたくなっちゃう」と、場内のサポーターとの交流を楽しんでいた。

そんなJ1に来季加わるのは長崎。ユニフォームを着ていた長崎サポーターは「新参者としては、みなさんのいいところを吸収して盛り上げたい」と、来年に向けて準備を整えていた。

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J2の話題が始まると、東京Vの海江田哲朗(スタンド・バイ・グリーン)さんは「今年はチームがよかったんで、ニコニコ話せましたよね」と勢いよく先制攻撃。町田の郡司聡(町田日和)さんは、「町田の地道な活動が少しでも浸透していることが分かったので、それが収穫」と「自己満ではなかった」手ごたえを感じる。多岐太宿(松本雷鳥通信)さんは「松本のイベントだったらみなさんある程度分かっているけど、他のサポーターさんのために噛み砕いて」と流されない強さを見せていた。

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そして、J3ではなくなった栃木。「栃木の話に間に合いました。まずは残留を目指します」、という仕事帰りの栃木サポーターを目にした鈴木康浩(栃木フットボールマガジン)さんは一安心。「これだけ反応してくれて、J3で戦っててよかったなと思いましたね」と、笑い話を交えながらJのサポーターを沸かせていた。

▼サッカーはJだけじゃない

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日本サッカーはJ1、J2、J3だけではない、地域リーグがある。「こっちが普通に思っていることが面白がられるのが新鮮」と宇都宮徹壱(宇都宮徹壱WM)さんは、写真を見ながらあの話題のクラブ、いわきFCについて語る。「やっぱ、いわきはすげえ」とサポーターたちのどよめきが連発。昨年同様にG大阪の正装でやってきた進行アシスタントの蒼井ちあきさんの、「福島の人はお金持ちなんですね」とツッコミが冴える。宇都宮さんは、「応援しているJクラブの試合がない時は、近くの下のカテゴリーを見に行くことをお勧めします」とサッカーの楽しみ方を伝えていた。

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さらにサッカーの楽しみと言えば審判。石井紘人(石井紘人のFootball Referee Journal)さんが、今季実際に起きた事例を元に審判がどう判断しているのかを解説する。「僕が気になるプレーをチェックすることもあれば、読者の方から勧めていただいたプレーもチェックしますよ」と、サポーターと話し合える場として楽しむ。サッカー4級審判員でもある蒼井さんと、MCタツさんは「なるほど」とうなずき、サポーターたちと共に石井先生の講義を受講していた。

そして、昨年を上回るディープな世界に突入する。

▼2017年、話題の人たち

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2017年、Jリーグはあるトレンドがあった。それは、監督交代である。伊藤彰監督から石井正忠監督に変わった大宮。片村光博(OmiyaVision)さんは、「普段は示さない大宮の存在感を示しておこうかなと」意気込む。「話のネタ的には好都合」と後藤勝(トーキョーワッショイ)さんはニヤリ。篠田善之監督から安間貴義監督へ、そして来季は長谷川健太監督。「みなさんFC東京は注目している物件だと思うので」と「レスポンスが早い」会場の雰囲気を楽しんでいた。

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そして、浦和の番記者と広島の番記者が並ぶ。浦和担当の轡田さんは「本当にキャラクターの立っている人なんだな」と言えば、「たぶん1週間話しても大丈夫だと思います」と今年初参戦の広島、中野和也(SIGMACLUBweb)さんの話は止まらない。そう、あの人、ミシャことペトロビッチ監督である。来季から札幌で指揮を執る名伯楽についての話題は、すべてのサポーターの注目の的。「槙野智章に憧れてしまって」というミシャ・チルドレンな広島サポーターは興奮気味に話していた。

▼サポーターと番記者がひとつになる

渋谷の夜は更けてきた。宇都宮さんは「もうちょっと時間ほしかったね」とまだまだ話したりない様子。「栃木の鈴木さん、仕込んできやがったな」と海江田さんは悔しそう。「広島サポーター以外の方と話ができる。楽しいですね、Jリーグっていいなと思いました」と中野さんの話は舞台裏でも続いていた。

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蒼井さんは「身近じゃない他のチームとかカテゴリーとか今まで知らなかった深いところまで知れたので、来季はもっともっと注目してみたい」とサポーターの表情。もちろん、「ガンバのこともしゃべれましたし」と楽しそうだった。

イベント終了後、あるサポーターは語った。

「みなさんすごい情報をお持ちですね。こういうところまでお話を聞いているんだなとか、選手たちとこういう関係なんだなというのがよくわかりました。ライターの方々を通じて今こういうチーム状況なんだなとかわかりますし、我々サポーターにとって力強い味方なんだなと感じました」

サッカーの話は尽きない。サポーターたちは壇上から降りた番記者さんと共に、子供のような目で愛するサッカーの話題で盛り上がっていた。

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