【FC東京】『調布の星』平川怜、プロ選手として動き出す

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FC東京平川怜選手に関する記事になります。


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FC東京トップチーム所属の選手としては2001年の伊藤雅範につづくふたりめ、FC東京下部組織出身のトップ加入選手としては初となる調布市出身者。この事実は平川怜本人にとっても意外なものだったようだ。
「自分も"ほんとに!?"という感じなんですけど(笑)、それならそれで応援されるように結果を残していきたい。試合に出ることがいちばんだと思うので、そういうところで自分の姿を見せたい」

ファンサービスを含むプロ生活のルーティンには「慣れていかないといけない」と言いつつも、表情には笑みが浮かび、早くもトップチームになじみつつあることがわかるが、11月1日にプロ契約を発表してから順風満帆というわけではなかった。
3日、ベストアメニティスタジアムに乗り込んでのJユースカップ準々決勝では京都サンガF.C. U-18を圧倒しながらカウンター一発に敗れ、Jユースカップから中一日で臨んだ市立吹田サッカースタジアムのJ3第30節では撃ち合いの末、ガンバ大阪U-23に1点差で敗れた。平川は前半45分間のみでピッチを退いた。
「中一日で多少体力的にきつかった部分もあり、納得のいくプレーはできなかったと思います」

FC東京U-23の中村忠監督が「相手のすばらしいシュート(前半17分、森勇人)が決まった辺りから若干うしろに重たくなり、攻撃が噛み合わずに前半を終えてしまった」と言ったように、個の能力が高いガンバに圧されたファーストハーフだった。
「同じ世代なので、当然スピードやパワーも同じようなもの。そのなかで技術だったり判断だったり、自分の得意分野や特長でいかに相手を上回っていくかが見どころのひとつだったと思う」
中村監督はこう言った。

FC東京U-18の佐藤一樹監督は「敗戦から学ぶこともある」と、Jユースカップを振り返った。平川も当然、苦しい二試合を経てそのままというわけではない。

8日の平川はゲーム形式の練習でJ1の水準を体感した。8対8では、FC東京アカデミーの大先輩であり、東京の10番である梶山陽平とコンビを組んだ。
「(J1の練習が)J3より速いのは当然。でもJ1の試合でやっているわけではなく、実際の試合ともなれば1ランクも2ランクもレベルが高くなると思うので、できるだけ早くそこに絡んでいきたい」

判断の速さ、技術の精度、アイデアや引き出しの豊富さといった点で、トップが一味ちがうことがよくわかった。
「ユースでやっているときより、いいボールが欲しいタイミングで来る頻度が高いと感じる。これからもっともっとこの環境に慣れていったら自分のプレーが出しやすくなっていくと思います」

FC東京U-18の公式戦は高円宮杯プレミアリーグが再開するまでしばらくない。J1の水準を体感しながらJ3で練習の成果を出す繰り返しで、平川は己を高める。そしてその結果が今シーズン残り三試合となったJ1で表現できるようなら、東京の変革はさらに進む。

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